第7回運営小委員会

第7回運営委員会 議事録

 

 

開催日時:平成21年3月9日 9:30~13:00

開催場所:日本原子力発電株式会社 本店2階 第5会議室

出席者:内田(JAEA),石榑(RI協会),勝村(東大),山崎,高木(東芝),乙葉,目黒,瀧口,久宗(日本原電),長尾(元東芝),高松(千葉科学大),布施(日立GEニュークリア・エナジー),塚田(JAEA),荘田(三菱重工),平野(電中研),磯部(三菱マテリアル),中村(関電),渡辺(北海道電),鈴木,實重(東電)【敬称略,順不同】

議事

(1)  平成21年度,22年度の運営委員会の体制について(審議:庶務幹事)

鈴木委員から水化学部会部会運営委員会の体制案について提案があった。運営委員の体制と役割を明確にすることで部会活動の円滑化を図るものであり,部会ホームページへの掲載か規約に付す等することを前提に運営委員各位の意見を集約することとなった。また,選挙管理委員の實重氏より選挙結果の報告があった。

(2)  水化学部会規約の改定案について(審議:庶務幹事)

鈴木委員から規約改定の提案があった。監事の役務を明確にする等の工夫を行い,改定案を再作成のうえ運営委員各位に確認いただくこととなった。なお,運営委員会における審議を行ったうえで,規約改定は9月の【秋の大会】を目処に行う。

(3)  運営委員会内規の改定案について(審議:庶務幹事)

鈴木委員から内規改定の提案があった。委員会構成,選挙方法を合理的な内容にする等の工夫を行うとともに,監事役務の明確化を行った改定案を再作成のうえ運営委員各位に確認いただくこととなった。なお,運営委員会における審議を行ったうえで,内規改定は9月の【秋の大会】を目処に行う。

(4)  春の年会企画セッションについて(審議:中村委員)

3月23日に開催する企画セッションについて関係者との調整結果の報告と,セッションの進め方について紹介があり了承された。

(5)  2009年度夏期3部会合同セミナーについて(審議:磯部委員)

7月開催予定の,核燃料部会,材料部会との合同セミナーのプログラムについて紹介があった。水化学管理は運転段階から行うものではなく,設計段階から介入するものであることを示し,共通の話題について議論が交わせるように,各部会関係者と再調整のうえプログラム構成を検討することで了承された。

(6)  アジア水化学シンポジウムについて(報告:企画幹事)

企画担当幹事から平成21年3月2日に実施した第2回実行委員会での審議内容の紹介があった。関係各所に論文投稿,参加登録の再周知の依頼があった。

(7)  水化学連載講座の原稿進捗状況について(報告:広報・編集担当幹事)

広報・編集担当幹事から連載講座の進捗状況について紹介があった。概ね計画通りの進捗であり,7月号への掲載まで作業を終了しているとのことであった。

(8)  各小委員会活動報告(報告:各小委担当)

①   化学管理小委員会(平野委員)

本委員会の活動経緯と今後の活動方針について報告があった。活動内容が標準委員会と重複しないこと,標準化に向けた戦略策定を立てる必要があることを踏まえて活動方針を再考のうえ次年度以降の活動を検討することとなった。

②   定例研究会小委員会(鈴木委員)

第5回実施結果の報告と今後の活動計画について報告と紹介があった。第7回定例研究会は6月16日若しくは6月23日に三菱マテリアル殿幹事にて桶川工場にて開催することで了承された。

③   ロードマップフォローアップ小委員会(勝村委員)

水化学ロードマップ2009作成に向けた工程の紹介があった。安全基盤小委への上程を前提に7月までにロードマップのレビューを行い,水化学部会部会運営委員による確認を6月2日(予定)に行うこととなった。

④   燃料/水相互作用小委員会(磯部委員)

本委員会の活動内容と今後の活動方針について報告があった。定例研究会,合同サマーセミナーとの連携を考慮することとなった。なお,構成メンバーは12名となった。

⑤   構造材/水相互作用小委員会(塚田委員)

本委員会の構成メンバーの紹介があった。16名体制にて今後活動計画を設定し具体的な活動に着手することとなった。

⑥   被ばく・廃棄物低減小委員会(中村委員)

第1回小委員会議事録の紹介があり,次回委員会の開催は6月を予定しているとのこと。なお,メンバーは研究機関,プラントメーカ,ならびに電力事業者から構成される15名である。

(9)  平成20年度水化学部会会計報告について(報告:財務担当幹事)

財務担当幹事から平成20年度収支予算,実績および平成21年度予算申請額の報告があった。

(10)              監事からの講評(監事)

長尾監事からは,問題視されるような活動は見受けられなかったうえに,円滑に活動が行われており今後も継続いただきたいとの講評を受けた。

高松監事からは,まだ体制が整っていない小委員会においては活動体制を整えたうえで活発な活動を行っていただきたいとの依頼があった。また,他部会との連携を活発に行い,活動をより向上させていただきたいとの講評を受けた。

(11)              総会準備について(審議:庶務監事)

3月23日の水化学部会総会に向けた資料の準備状況の紹介があった。議事次第の調整を行うとともに,各担当幹事,各小委員会の活動状況の紹介を円滑に実施するために,各委員は紹介資料を庶務幹事に提出することとなった。

(12)              その他連絡事項等

①   實重氏から部会等運営委員会にて周知された【テキスト,部会報等の事務局保管方法】,【予算外申請手順】,ならびに【専門分野別研究部会規定の改定案】の紹介があった。

②   實重氏からアジア水化学シンポジウムの開催にあたって部会等運営委員会にて開催内容の審議をいただいたところ,財政援助が不要な場合に申請の必要性が不透明であることが判明したため,部会等運営委員会委員長宛に内規等の改訂依頼を水化学部会部会等運営委員会委員の名で行った旨の紹介があった。

③   實重氏から2009年春の年会理事会セッションにて部会等運営委員会からの活動報告に,水化学部会の活動紹介を依頼した旨の報告があった。

④   實重氏から2009年春の年会のポスターセッション審査員として,山本部会員(東芝)を選任した旨の報告があった。

⑤   石榑顧問から夏季見学会計画案の紹介があった。7月16日・17日にアイソトープ協会滝沢研究所での開催にて計画することとなった。

⑥   内田部会長から,部会活動を円滑に行うために年間活動実績を作成する旨の提案があった。

⑦   次回運営委員会は水化学ロードマップ2009の作成に向けて6月2日に行う予定。

 

以 上

第8回運営小委員会

第8回運営委員会 議事録

 

 

開催日時:平成21年6月16日 11:00~12:30

開催場所:三菱マテリアル株式会社 桶川製作所 事務本館 2階AB会議室

出席者:内田(JAEA),勝村(東大),山崎,高木(東芝),乙葉,目黒,久宗(日本原電),布施(日立GEニュークリア・エナジー),平野(電中研),磯部(三菱マテリアル),中村(関電) ,實重(東電),渡辺(北海道電)【敬称略,順不同】

議事

(1)   アジア水化学シンポジウムの進捗状況について(報告:高木委員)

高木委員から,第3回,および第4回実行委員会での審議結果を踏まえたSecond Circular案の紹介があった。参加登録期限が7月末であることを踏まえ,Second Circularの配布を近日中に行うとのことであった。

(2)  秋の大会に向けた企画セッションについて(報告:内田監事)

内田監事から,秋の大会に向けた企画セッションについて紹介があった。また,FAC関連の技術セッション発表9件についてはプログラム編成の都合上,水化学部会企画セッション会場とは別の場所での発表になるとのことであった。

(3)  夏の研究会(RI協会滝沢研究所)について(報告:定例研究会小委員会担当委員)

實重氏から,夏の研究会(RI協会滝沢研究所)の参加登録状況の紹介があった。6月15日現在で定員60名のところ40名の参加となっている。また,6月25日の参加申込締切り後、参加者に送迎等の案内を送付するとのことであった。

(4)   部会等運営委員会からの周知事項について(連絡:庶務幹事)

實重氏から,部会間での活動状況を紹介・把握することを目的に定型様式にて,昨年度活動実績分から年1回各部会の活動報告を各部会ホームページに掲載することになったとの紹介があった。また,各部会が主催,共催するセミナーなどに関る手続きが不明確であるので,部会等運営委員会にて平成21年度内を目処に規約などへの反映を検討するとのことであった。

(5)  2009年度夏期3部会合同セミナーについて(連絡:磯部委員)

磯部委員から,2009年度夏期3部会合同セミナーについて紹介があった。夏期3部会合同セミナーの参加者数については,6月12日の参加申込締切り後に別途連絡するとのことであった。

(6)  水化学連載講座の原稿進捗状況について(報告:広報・編集担当幹事)

広報・編集担当幹事から,水化学連載講座の原稿進捗状況について紹介があった。

(7) 次回定例研究会の予定について(連絡:中村委員)

中村委員から,次回の定例研究会は2009年11月中旬~下旬に大阪科学技術センターにて開催し,定例研究会のテーマは【スケール・クラッド付着制御】とすることで計画している旨の紹介があった。定例研究会の開催日については,11月25日(水曜日)を第1候補日とすることで了承された。

(8)  水化学部会部会規約及び運営委員会内規の改訂案について(審議:庶務幹事)

内規改訂案を作成した實重氏から,第7回運営委員会でのコメントを受けた水化学部会部会規約及び運営委員会内規の改訂案について提案があった。今後は,庶務幹事にて9月の【秋の大会】の【水化学部会総会】で承認いただくことを目処に,監事の役務を明確にする工夫を行い,改訂案を再作成のうえメールベースで運営委員各位に審議していただくこととなった。また,運営委員会内規についても,改訂案を再作成のうえメールベースで運営委員各位に審議していただくこととなった。

(9) 水化学部会部会報第三号について(報告:広報・編集小委員会幹事)

広報・編集担当幹事から,水化学部会部会報第三号の原稿執筆依頼状況について報告があった。

(10) 秋の大会における水化学部会総会の議事と準備について(連絡:庶務幹事)

高木委員より,秋の大会における水化学部会総会の議事と準備について紹介があり,議事案について運営委員各位の確認をいただくことになった。

(11)水化学部会将来構想検討WG(仮称)の設置について(報告:勝村部会長)

勝村部会長から,水化学部会将来構想検討WGの設置及びメンバーについての紹介があり,WGの設置及びメンバーについて了承された。

(12)その他連絡事項等

①   秋の大会の水化学部会総会における各小委員会活動状況の報告に向けて,各小委員会担当は活動状況を総会で紹介できるようにフォローが必要との意見があった。

②   2010年度の水化学部会サマーセミナーに向けての準備を始めるべきであり,次回開催幹事である(株)東芝殿にて諸検討を進めることとなった。

③   次回運営委員会は11月25日に行う予定。

 

以 上

第13回運営小委員会

第13回運営委員会 議事録

 

 

開催日時:平成22年10月25日 10:00~13:00

開催場所:金沢勤労者プラザ 203会議室

出席者:勝村(東大)、内田・塚田(JEAE)、山崎・高木・瀧口(東芝)、長尾(元東芝)、平野・河村(電中研)、實重(鈴木委員代理_東電)、渡辺(東北大) 、高松(千葉科学大)、布施(日立GEニュークリア・エナジー)、荘田(三菱)、黒田(関電) 、目黒・久宗(原電)、渡辺(北海道電) 、斉藤(北陸電) 【敬称略、順不同】

議事

(1)   2011年春の大会企画セッションについて(最終確認:塚田委員)

塚田委員から、2011年春の大会企画セッション提案書について、10月29日(金)に学会事務局へ提出するので、提案書の最終確認があった。また、提案書に何か意見等があれば、10月29日(金)までに塚田委員へ連絡すること。学会事務局への提案書の提出は、2010年秋の大会の手違いを踏まえ、提案書提出のルートを明確にするため、企画担当委員から提出することとした。このため、塚田委員から企画担当委員へ提案書をメールにて送付するとともに、CCで部会長・庶務委員にも送付することとした。

(2)  アジア水化学シンポジウム2011の日本開催に向けた準備状況について(審議:塚田委員)

塚田委員から、アジア水化学シンポジウム2011については韓国で開催予定であったが、韓国側から開催が困難であるとの連絡があったため、9月27日の臨時運営委員会で来年度日本開催とし、JAEAが事務局となる旨の説明があった。また、アジア水化学シンポジウム2011の開催日程、開催場所等の概要説明があり、開催日程、開催場所等について承認された。 アジア水化学シンポジウム2011の開催については、学会の部会等運営委員会の承認を得る必要があることから、次回部会等運営委員会(11月16日(火)開催)に提案することとした。このため、申請書、予算書、案内(案)、実行委員会名簿(案)を10月29日(金)までに学会事務局に提出することとした。なお、学会事務局への関係書類の提出は、塚田委員→庶務委員→学会事務局とする。また、第1回実行委員会を11月25日(木)10時から日本原電本店(2階第4会議室)で開催することとした。

(3)  「水化学部会活動の将来構想」のフォーアップ、水化学部会の運営に係る体制整備及びNPC PARIS2012開催について(報告:久宗委員、勝村部会長)

久宗委員から、「水化学部会活動の将来構想」のフォーアップ及び水化学部会の運営に係る体制整備について説明があった。 「水化学部会活動の将来構想」のフォーアップについては、水化学部会将来構想検討WGで検討した成果があることから、この成果を内田監事が整理し、次回運営委員会で議論することとした。 勝村部会長から、NPC PARIS2012開催についての紹介があった。また、2014年の水化学国際会議に日本(札幌)開催にあたって、2012年のパリ開催に調査団を派遣することは、これまでの経験から会議とその時に訪問した施設から得られた情報を評価し、共有化するために有効との意見が出され、電力(目黒委員)から過去に調査団を纏めた原産協会にその可能性を打診することになった。なお、2014年の水化学国際会議日本開催の実行委員会はアジア水化学シンポジウム2011終了後に立ち上げることとした。

(4)   平成23年度人事に向けた調整及び平成23年度水化学部会運営委員の選挙について(審議:久宗委員、庶務委員)

久宗委員から、平成23年度人事に向けた調整、渡辺委員から、平成23年度水化学部会運営委員の選挙について説明があり、説明したスケジュール通りに選挙を行うことで承認された。また、選挙管理委員長に實重氏(東電)を選任した。

(5)  水化学部会の報告書の作成について(審議:久宗委員)

磯部委員から,久宗委員から、水化学部会の報告書の作成について説明があった。部会報告書の形を、活動報告とするか、技術報告書とするかの議論があったことから、コアメンバーで報告書の作成方針について調整することとした。なお、コアメンバーについて部会長から、内田監事、山崎副部会長、布施委員、久宗委員を指名した。

(6)  水化学部会企画活動の計画案及び第12回定例研究会基調テーマ及び発表テーマについて(審議:久宗委員、鈴木委員代理_實重氏、河村委員)

久宗委員、實重氏から、水化学部会企画活動の計画案について説明があった。定例研究会については、2011年6月のJAEAについてはアジア水化学シンポジウム2011の開催準備と重複することから、2013年3月の電源開発と入れ替えることが可能かどうか實重氏にて確認することとした。サマーセミナーについては、水化学国際会議の開催が近く、サマーセミナーでは負担が大きいことから、北海道電力の泊3号機ではなく、中国電力の島根3号機(日立GENE・中国電力)とすることとした。なお、2014年の水化学国際会議の札幌開催にあたって、開催地視察のため、2012年10月の定例研究会を四国電力から北海道電力開催とし、以降、開催担当を繰延べることで調整することとした。 河村委員から、第12回定例研究会の開催について説明があり、説明通り承認された。 なお、学会 春・秋の大会で実施している部会全体会議(総会)について、委員各位の負担軽減のため年1回で良いではないか。また、春・秋の大会ではなく、定例研究会に合わせて実施しても良いのでないかとの意見があったことから、庶務委員で検討することとした。 また、定例研究会に部会員外の体験参加を許容しているが、複数回の体験参加は認めない旨を周知することとした。

(7) 平成22年度予算執行に関するお願い及び第6回水化学部会サマーセミナー収支報告について(周知・報告:鈴木委員代理_實重氏)

實重氏から、学会から周知された平成22年度予算執行に関するお願いについて紹介があった。また、第6回水化学部会サマーセミナー収支について報告があった。また、報告書の参加費、昼食代について、招待者、学生は無料とすることの備考欄記載について説明があり、了承された。なお、現金以外で支出する場合、支出に際してのエビデンスが要求されるとの説明があった。今後円滑に活動が実施できるよう、どのようなエビデンスが必要であるのか該当するリストを作成することとした。

(8)  「水化学サマーセミナー2010」報告について(山崎部会長)

山崎部会長から、「水化学サマーセミナー2010」についての報告があった。 サマーセミナー参加者から予稿集の頒布について問い合わせがあったことから、学会から販売して貰うこととした。また、販売価格は5000円とすることとした。

(9)水化学部会ホームページ掲載技術論文パスワード設定の要否について(審議:荘田委員)

荘田委員から、水化学部会ホームページ掲載技術論文パスワード設定について説明があり、今後も会員専用ページ経由で閲覧することで承認された。また、非会員については、閲覧不可で対応することとした。

(10)システム安全部会合同タスク審議状況について(報告:久宗委員)

久宗委員から、システム安全部会合同タスク審議状況について報告があった。

(11) 水化学部会規約、運営小委員会内規の改定について(報告:庶務委員)

渡辺委員から、水化学部会規約、運営小委員会内規の改定案について、9月17日 水化学部会総会で承認された旨の報告があった。

(12)その他連絡事項等

次回運営委員会は2011年3月7日(月)午前に行うこととする。

 

以 上

 

第14回運営小委員会

第14回運営小委員会 議事録(案)

第14回水化学部会運営小委員会 議事録

 

1.開催日時:平成23年3月7日(月) 10時30分~13時00分

2.開催場所:財団法人電力中央研究所 狛江地区 本館2Fゲストカンファレンスルーム

3.出席者  :勝村(東大)、内田・塚田(JEAE)、石榑(RI協会)、高松(千葉科学大)、平野・河村・藤原(電中研)、寺地(INSS)、山崎・高木・瀧口(東芝)、長尾(元東芝)、会沢・長瀬・布施(日立GEニュークリア・エナジー)、荘田(三菱)、大橋(オルガノ)、實重(鈴木委員代理_東電)、目黒・久宗(原電)、黒田・塚本(関電)、竹田(電源開発)【敬称略、順不同】

 

4.議事

(1) 平成23年度運営小委員会委員選挙結果について(報告)

選挙管理委員長の實重氏(東電)より、選挙結果の報告があった。

以下の候補者全員が信任されたと報告された。

投票者数:103名

部会長:勝村庸介(東大)

副部会長:武藤栄(東電)、目黒芳紀(原電)、 会沢元浩(日立GEニュークリア・エナジー)

幹事:大橋伸一(オルガノ)、河村浩孝(電中研)、黒田茂樹(関電)、荘田泰彦(三菱重工)、鈴木晃(東電)、高木純一(東芝)、竹田雅史(電源開発)、塚田隆(JAEA)、寺地巧(INSS)、長瀬誠(日立GEニュークリア・エナジー)、久宗健志(原電)、藤原和俊(電中研)、渡辺豊(東北大)、渡辺義史(北海道電力)

監事:内田俊介(JAEA)、平野秀朗(電中研)

 

(2) 平成23年度運営小委員会各担当委員について(審議)

・久宗委員より、平成23年度の運営小委員会の各担当委員について提案があり承認された。

庶務委員:渡辺義史(北海道電力)、高木純一(東芝)、竹田雅史(電源開発)

企画担当委員:渡辺豊(東北大)、久宗健志(原電)、寺地巧(INSS)

財務担当委員:鈴木晃(東電)、大橋伸一(オルガノ)

広報・編集担当委員:荘田泰彦(三菱重工)、長瀬誠(日立GENE)、 藤原和俊(電中研)

定例研究会小委員会担当委員:黒田茂樹(関電)

ロードマップフォローアップWG担当委員:勝村庸介(東大)

構造材/水相互作用WG担当委員:塚田隆(JAEA)

燃料/水相互作用WG担当委員:河村浩孝(電中研)

・久宗委員から特別顧問について以下の提案があり承認された。

特別顧問:石榑顕吉(日本アイソトープ協会)、長尾博之(元東芝)、高松洋(千葉科学大学)

・関連して、化学管理小委員会と被ばく・廃棄物低減小委員会の廃止、および将来構想検討WGの設置の提案があった。化学管理小委員会の廃止については平野委員より説明があり、審議した結果、承認された。被ばく低減・廃棄物低減小委員会と将来構想検討WGについては、企画の枠組みで議論し、運営小委員会で引続き審議することとなった。なお、運営小委員会名簿(案)が承認された。

 

(3) 次回定例研究会について(審議)

實重氏より、定例研究会の開催予定の説明があった。今年度の開催予定は、第13回が計測技術をテーマに6月28日(火)に電源開発で、第14回が水処理技術をテーマに10月18日(火)に中部電力で、第15回が次世代軽水炉をテーマに東芝で開催することで承認された。なお、2012年の北海道電力開催は、水化学国際会議(フランス)との関係で、日本原子力発電と入れ替える方向で、調整することとなった。H23年度の夏期見学会は企画幹事と荘田委員にて国際会議の現場調査を兼ねて実施することを検討することとなった。なお,H24年度以降の研究会の基調テーマについては,H23年度末を目処に部会員に何らかのアンケートにて確認することとした。

 

(4) アジア水化学シンポジウム2011の進捗状況について(報告)

塚田委員より、アジア水化学シンポジウム2011の登録状況について、報告があった。3月2日までに登録10件あり、現状で、発表42件と参加者90名となっている。国外は台湾・韓国から5件、スウェーデンや米国(ウェスティングハウス)からも発表を予定している。詳細については、運営委員各位にてメールで確認することとなった。なお、4月27日(水)午後、アジア水化学シンポジウムのプログラム編集会議を開催することになった。(*アジア水化学シンポジウム2011は東北地方太平洋沖地震等の影響を鑑み中止となった。そのため4月27日の会合も中止となった。)

 

(5) 2011年秋の大会における企画セッションについて(審議)

久宗委員より、2011年秋の大会(北九州)で、企画セッションで、「被ばく低減に向けての課題と取り組み」を実施したいとの提案があり、承認された。

 

(6) 2014年水化学国際会議の開催について(審議)

久宗委員より、水化学国際会議、国際放射線分解WSの会議運営委託業務費等の案について、説明があった。今後、収支検討、スポンサーへの説明等に対応するため、準備委員会を発足することとし、4月27日(水)に準備委員会を発足させ、引き続き検討していくこととし、承認された。(アジア水化学シンポジウム実行委員会に併せて開催する。なお、上記の地震等の影響により、準備委員会も中止となった。)

 

(7) 「水化学部会活動の将来構想」からの提言について(報告)

内田監事より、第6回水化学セミナーでパネルディスカッションした「水化学部会活動の将来構想」について、討論結果や具体的な対応案について、説明があった。企画幹事の方で、将来構想検討WGで、具体的なメンバーも含め検討していくことになった。

 

(8) システム安全合同タスクグループの進捗状況について(報告)

久宗委員より、システム安全合同タスク審議状況について報告があった。目黒副部会長より、タスクの審議内容を水化学部会(サマーセミナー等)で議論・報告して欲しいとの要望があり、次回運営小委員会または定例研究会で、議論・報告する機会を設けることとなった。

 

(9) 平成23年度水化学部会の予算について(報告)

實重氏より、原子力学会から平成23年度の予算の見直依頼があり、消耗品費などの支出を実態に合せて見直した平成23年度の予算を作成し、原子力学会から受理されたとの報告があった。

 

(10) その他(連絡)

久宗委員より、「原子力政策大綱」への提言策定についての学会活動への協力依頼があり、「水化学分野における研究課題」を原子力学会の事務局に提出する予定であるとの紹介があった。意見等がある場合には、12日までに、メールで久宗委員へ送付することとなった。また、塚田委員より、原子力学会のなかに、軽水炉に関わる基礎基盤研究の検討特別専門委員会が設置され、「原子力政策大綱」への提言を基礎基盤研究の観点から実施するとの紹介があった。

次回運営委員会は2011年6月28日(火)午前に電源開発㈱本店で行うこととする。

 

 

以 上

第16回運営小委員会

第16回運営小委員会 議事録

1.開催日時:平成23年10月18日 10:00~12:30

2.開催場所:名古屋市 東桜会館 講師控室

3.出席者  :勝村(東大)、石榑(RI協会)、塚田(JEAE)、高松(千葉科学大)、平野・河村・藤原(電中研)、高木・瀧口(東芝)、長尾(元東芝)、会沢・長瀬(日立GEニュークリア・エナジー)、石原(荘田委員代理_三菱)、大橋(オルガノ)、目黒・久宗・杉野(原電)、黒田・寺地(関電)、河合(中電)、渡辺・中浜(北海道電) 、竹田(電源開発)【敬称略、順不同】

 

4.議事

(1) 2012年度三部会合同夏期セミナーの開催について

2012年サマーセミナーは、水化学部会中心で、核燃料部会・材料部会と合同で島根にて開催することで、核燃料部会・材料部会の了解も取れている。長瀬委員より、現状の計画について、以下の説明があった。

①  開催場所:島根県松江市しんじ湖温泉「ホテル一畑」

②  基調テーマ案:原子力発電プラントの安全維持と事故への対応

③  日程:2012年7月11日~13日

④ 参加者150名を上限として募集する。

⑤ 参加費は、会員2万円(学生会員は無料)を想定している。

審議した結果、夏期セミナーを開催することで承認が得られた。なお、講演内容は、10月中にメールで募集(長瀬委員)し、年内に3部会幹事でテーマ案を決め、次回の運営小委員会で審議する予定である。

 

(2) 年春の大会の企画セッションについて

久宗委員より、2012年に福井で開催される春の大会の企画セッションは、「福島第1原子力発電所 海水注入の影響と今後の対応」とする提案書を東電/メーカと調整のうえ、提出するとの説明があった。審議した結果、水化学部会からの情報発信の必要性と国際会議への展開を考えると実施すべきとの意見があり、提案書のとおり進めることで承認が得られた。

 

(3) 次回(第16回)定例研究会について

高木委員より、次回(第16回)定例研究会開催について、提案があった。なお、基調テーマは、次世代軽水炉であったが、今後のプラントの起動に向けて、被ばく低減に変更したいとの説明があった。審議した結果、発電所の長期停止中の保管管理・起動準備について議論するべきという意見を考慮し、以下の方向で実施することで承認された。今後、企画担当委員と相談し、年内に連絡するとのことであった。

 

①  日時(第1候補):平成24年3月7日(水)13:30~17:00

②  場所     :東芝研修センター(新横浜)

③  基調テーマ  :水化学管理と被ばく低減(プラント早期起動に向けて)

(4) 各部会・連絡会設置目的等の見直し検討について

庶務委員より、原子力学会から、各部会・連絡会設置目的等の見直し検討の依頼があったとの説明があった。

① 設置目的等の見直しについて

原子力学会から、部会等の活動に、福島第1発電所事故への対応を設置目的に反映するか検討するように依頼があった。委員(庶務と企画担当)で相談した結果、変更しなくても対応できるとの提案があった。

② 部会・連絡会内規の整理について

原子力学会から、ガバナンスの観点から、原子力学会が管理する規定と部会内規との整理するように依頼があった。庶務委員から、「水化学部会運営小委員会内規」を「水化学部会運営小委員会申し合わせ」に変更したいとの提案があった。

審議した結果、上記の提案とおり、原子力学会に報告することとなった。なお、内規に運営小委員会において廃止が承認されたWGが記載されているとのコメントがあったが、内規の改定は全体会議の審議事項であること。また、原子力学会での規定・内規変更方針に従い、今後、規定・内規の見直しが必要なことから、来年3月の全体会議において改定案を審議頂くこととした。

 

(5) 「第5回 核燃料-水化学部会合同勉強会」講師への謝金について

河村委員より、第5回核燃料-水化学部会合同勉強会を11月24日に開催する予定で、震災を考慮した講演を予定しているとの報告があり、部会員以外の講師をお願いすることから、講師への謝金の審議依頼があった。審議の結果、承認された。

 

(6) 水化学国際会議2014の国内開催について(審議):水化学国際会議2014検討WG

① 水化学国際会議2014国内開催の基本方針と課題

久宗委員より、水化学国際会議2014検討WG(目黒主査)で、場所や経済性について検討した結果の報告があり、以下の提案があった。

・     水化学国際会議2014を札幌で開催する。

・     参加者数250名以上を目指し、関係機関に参加要請を行なう。

・     福島第一原子力発電所事故に関連する水化学をプログラムに取り入れる。

審議した結果、開催の方向で承認がされた。

尚、原子力を取り巻く環境は依然厳しい状態にあり、水化学国際会議の開催準備については、今後の環境変化に応じて適宜関係機関と調整しつつ推進する。

② 水化学国際会議2014実行委員会の設置

瀧口氏より、国内開催の準備のための基本的な進め方と、国際会議に特化した集中的な活動の場として、実行委員会及び実行委員会のメンバーからなる幹事会を設置するとの説明があった。審議した結果、実行委員会等の設置が承認された。

 

(7) 標準委員会等への対応状況について

寺地委員より、日本原子力学会の標準委員会活動(システム安全合同タスクグループ、水化学管理分科会)への対応について、福島事故対応のため、3月11日以降休止状態であったが、来年初旬から活動再開を計画しているとの報告があった。

 

(8) 「2012年春の年会」プログラム編成委員の選定について

庶務委員より、「2012年春の年会」の枠組み編成ワーキンググループメンバ(1名、東芝 山本氏)及びプログラム編成ワーキンググループ(3名、東芝 山本氏、河村委員、寺地委員)の選任について、報告があった。当該メンバーを選任することで確認された。

 

(9) その他

・大橋委員から、来年度の原子力学会の予算の10%削減要請がきているとの説明があった。

・次回運営小委員会は2012年3月7日(水)午前に東芝 研修センター(新横浜)で行う予定である。

 

以 上

第15回運営小委員会

第15回運営小委員会 議事録(案)

 

1.開催日時:平成23年6月28日 10:00~12:00

2.開催場所:電源開発株式会社 本店 9階第3会議室

3.出席者  :勝村(東大)、石榑(RI協会)、内田・塚田(JEAE)、高松(千葉科学大)、平野・河村・藤原(電中研)、寺地(INSS)、高木・瀧口(東芝)、長尾(元東芝)、会沢・長瀬(日立GEニュークリア・エナジー)、西村(荘田委員代理_三菱)、大橋(オルガノ)、實重(鈴木委員代理_東電)、目黒・久宗(原電)、塚本(黒田委員代理_関電)、竹田(電源開発)、河合(中電)、渡辺(北海道電)【敬称略、順不同】

 

4.議事

(1) 水化学国際会議2014の国内開催について

瀧口氏より、2014年に開催される水化学国際会議の開催場所については、2010年にカナダで開催された水化学国際会議での投票により、日本(札幌)で開催することが決定している。しかし、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震及び福島第一原子力発電所の事故に伴う社会状況の変化を踏まえ、水化学国際会議の国内開催についての今後の対応方針を検討するために6月7日に開催された事前打合せの議事メモの概要説明と国内開催への対応方針についての提案書の説明があった。また、予定通り国内開催するため基本計画を取り纏める水化学国際会議2014検討WG(仮称)の設置提案があった。

審議した結果、提案書については、現状の記載では、国内開催の可否が五分五分に読めるので、国内開催を前提に検討することが読めるように修文すること、国内開催が中止となった場合、2012年10月のパリでの国際会議でアナウンスすることでは遅すぎることから、事前に主要国と他国での代替開催について調整する旨の記載を追記することで、提案書は承認された。また、検討WGは、目黒副部会長を主査とし、WGのメンバーについては主査に一任することとした。

 

(2) 運営小委員会の体制について

久宗委員より、前回(第14回)運営小委員会において、今回(第15回)の運営小委員会までの検討事項となっていた、被ばく・廃棄物低減小委員会と将来構想検討WGについては企画担当委員の枠組みで行う、また、定例研究会小委員会についても、企画担当委員の枠組みで実施するとの提案があった。審議した結果、定例研究会小委員会については、窓口を明確にするため()書きで黒田委員とすることとした。また、被ばく・廃棄物低減小委員会と将来構想検討WGの扱いについては、継続検討することした。

 

(3) 標準委員会活動への対応について

久宗委員より、東北地方太平洋沖地震及び福島第一原子力発電所の事故に伴う電力会社の対応状況を踏まえた標準委員会活動について、標準化活動の重要性は十分認識しているが、現状では福島第一原子力発電所の事故対応のため、電力、メーカとも標準化に対応できない状況である旨の報告があった。

(4) 水化学部会活動への対応について

久宗委員より、東北地方太平洋地震及び福島第一原子力発電所の事故に伴う電力会社の対応状況を踏まえた水化学部会活動に関する電事連化学管理検討会での検討状況につき、次の通り報告があった。

①  アジア水化学シンポジウム:3月28日に中止決定

②  定例研究会:本日(6月28日)開催、次回は10月18日 名古屋で開催予定

③  水化学国際会議2014:水化学国際会議2014検討WG(仮称)にて検討

④  2011年夏期見学会:開催は困難

また、水化学部会活動報告書については、福島第一原子力発電所の事故対応のため、電力、メーカとも報告書作成に対応できない状況のため、今後の状況を踏まえ検討して行くとの報告があった。この報告に対して、次回の運営小委員会において、進捗状況について報告することとのコメントがあった。

なお、2011年夏期見学会については、これから開催検討することはスケジュール的に無理であることから中止することとなった。

 

(5) 次回(第14回)定例研究会について

河合氏より、次回(第15回)定例研究会開催について、以下の通り提案があり、提案どおり承認された。

①  日時:平成23年10月18日(火)13:30~17:00

②  場所:東桜会館(名古屋市東区東桜)

③  基調テーマ:水処理技術

 

(6) 2012年第7回水化学サマーセミナーについて

長瀬委員より、2012年第7回水化学サマーセミナーについて、以下のとおり説明があった。

①  開催場所:島根県松江市しんじ湖温泉「ホテル一畑」

②  基調テーマ:原子力発電プラントの安全維持と事故時に対する水化学技術のかかわりについて

③  日程:【候補1】2012年7月11日~13日又は【候補2】7月4日~7月6日

また、核燃料部会から、部会等運営委員の竹田委員に、2012年に材料部会・水化学部会・核燃料部会の三部会合同の夏期セミナーを開催してはどうかとの連絡があったとの報告があった。

このため、上記二点について審議した結果、竹田委員から材料部会、核燃料部会に対して水化学部会で計画している第7回水化学サマーセミナーの情報を提供し、合同開催について1週間程度でご検討を頂くこととした。

 

(7) 水化学部会部会報(第5号)目次案について

西村氏より、2011年9月発行予定の水化学部会部会報(第5号)目次案についての説明があった。

審議した結果、水化学管理標準策定に係わる三部会合同タスクの検討状況については、合同タスクの結論がでていないことから、標準化されたPWR分析方法(ほう素・溶存水素・放射性よう素)について記載する、部会報は前回発行から1年経過していることから、水化学部会の1年間の活動報告を追加することで、目次案は承認された。

 

(8) 次回運営委員会は2011年10月18日(火)午前に東桜会館(名古屋市)で行うこととする。

 

以 上

第17回運営小委員会

第17回運営小委員会 議事録

 

1.開催日時:平成24年3月7日 10:00~12:30

2.開催場所:東芝研修センター(新横浜) A318

3.出席者  :勝村(東大)、石榑(RI協会)、塚田(JAEA)、高松(千葉科学大)、平野(電中研)、高木・瀧口(東芝)、長尾(元東芝)、会沢・長瀬(日立GEニュークリア・エナジー)、荘田(三菱)、大橋(オルガノ)、實重(鈴木委員代理_東電)、寺地(関電)、目黒・久宗・杉野(原電)、渡辺(北海道電) 、竹田(電源開発)【敬称略、順不同】

 

4.議事

(1) 水化学国際会議2014の札幌の検討状況について

瀧口氏より、「原子力発電プラントの水化学に関する国際会議2014札幌(2014年10月26日~31日)」実行委員会の活動状況報告と5月に開催予定の第1回組織委員会の委員委嘱、規約等の説明があった。また、久宗委員から電力(原燃の実行委員会への参加)、石榑先生から関係組織(エネ庁等)の後援依頼の状況の報告があった。さらに、瀧口氏より、国際会議後に開催する第9回国際放射線分解ワークショップ(札幌、2014年11月1日)の準備状況と当面の課題について説明があった。組織委員会の設立や国際放射線分解ワークショップの詳細は、実行委員会で審議・対応することとなった。

 

(2) 2012年度三部会合同夏期セミナーについて

長瀬委員より、2012年三部会合同夏期セミナーの開催場所、日程等について、以下のとおり説明があった。

①  開催場所:島根県松江市しんじ湖温泉「ホテル一畑」

②  日程:2012年7月11日(水)~13日(金)

セミナーは、先着順で150名(見学会40名)(水化学部会は55名を優先受付)募集する予定とのことであった。また、セミナーのポスターセッション(全体12件、水化学部会4件)、役割分担、予算(余剰金又は不足金の取扱いを含む。)の説明があり、本小委員会において、日程、プログラム及び予算について、承認した。なお、参加募集については、材料部会、燃料部会の春の学会全体会議で承認を経てから、正式開始するとのことであった。

 

(3) 2012年秋の大会の企画セッションと次回の定例研究会のテーマについて

久宗委員より、今後の原子力学会/企画セッションと定例研究会のテ-マについて提案があった。2012年の秋の大会の企画セッションのテーマは「PWRプラント蒸気発生器の長期信頼性確保に向けた取り組み(仮題)で、次回の定例研究会のテーマは原電で「水化学標準」とのことであった。

議論した結果、今後の定例研究会のテーマについては、提案ベースで進めるが、3.11以降の視点も必要ではないかとの意見があり、以下を考慮することになった。

①3.11以降のプラント長期停止に伴う系統保管方法

② 1F事故後のFPの放出量及び管理方法

2012年秋の大会の企画セッションと次回の定例会のテーマは、提案のとおり、承認された。また、次回定例研究会は、6月1日午後に原電本店で開催する予定となった。勝村部会長から、2015年のアジア水化学セミナーは、日本開催の順番だが、水化学国際会議2014札幌の翌年のため、インド開催で調整を進めているとの報告があった。

 

(4) 学会標準委員会等への対応状況について

寺地委員から、システム安全合同タスクグループは平成24年6月頃に第4回を開催する予定であるとの報告があった。また、システム安全合同タスクグループでの議論をサポートするために、水化学管理分科会を4月頃目標に開催する予定とのことであった。

 

(5) 平成23年度水化学部会会計報告について

大橋委員から、平成23年度水化学部会会計報告と平成24年度予算案の報告があり、会計報告と予算案は承認された。

 

(6) 水化学部会運営小委員会申し合わせへの変更について

竹田委員から、水化学部会運営小委員会内規から申し合わせへの変更について再説明があった。

申し合わせへの変更については、前回の運営小委員会で説明し、承認済みであるが、今回、原子力学会事務局からのコメント及び将来構想検討ワーキンググループ担当委員の追記等を行ったコメント反映版についての説明し、コメント反映版は承認された。なお、内規の変更は、全体会議での審議事項のため、春の大会の全体会議で審議することとなった。

 

(7) 運営小委員代行者の選任について

鈴木委員(東電)の退任により、内規第4条2に基づき牧平氏(東電)を代行者として選任することで承認された。また、牧平代行者の選任については、春の大会の全体会議で報告する。

 

(8) その他

次回運営小委員会は2012年6月1日午前に日本原子力発電㈱本店で行うこととする。

 

以 上

第18回運営小委員会

第18回運営小委員会 議事録

 

1.開催日時:平成24年6月1日 9:40~11:10

2.開催場所:日本原子力発電(株)2階会議室

3.出席者  :勝村(東大)、石榑(JRIA)、長尾(元東芝)、高松(元千葉科学大)、内田・佐藤(JAEA、塚田代)、牧平(東電)、寺地(関電)、稲垣(中電)、相澤(北電、渡辺代)、目黒・久宗・杉野(原電)、平野・河村・藤原(電中研)、会沢・長瀬(日立GE)、荘田(MHI)、大橋(オルガノ)、瀧口・山崎・高木(東芝)、竹田(電発)【敬称略、順不同】

 

4.議事

(1) 学会標準策定に係る活動計画について

久宗委員から、日本原子力学会/標準委員活動への対応について、水化学管理標準策定スケジュールも含め、報告があった。これまで、東北地方太平洋沖地震を受けて活動を休止していたが、6月から活動再開を考えているとのことであった。

 

(2) 水化学国際会議2014札幌の開催準備状況について

瀧口氏から、実行委員会と組織委員会の開催状況について、報告があった。第1回組織委員会では、1F事故関連の特別セッションについて、単なる概要紹介ではなく、学び取った教訓を海外、並びに、将来に活かすような内容にして欲しいとの要望があり、これを受けて、実行委員会から運営小委員会に対し、今後継続的に1F事故や事故後の対応に係わる情報の収集・分析・評価を進め、水化学の貢献・取り組みについて議論を深め、その成果を発信することを水化学部会のミッションに追加すること、および、1F事故関連の議論については、特別セッションを当面のターゲットとするが、最終的には水化学部会の報告書やロードマップなどに取り纏めること、新たに検討の場を設けるのでなく、定例研究会、勉強会、セミナーなど現行の水化学部会活動の一環として計画的・戦略的に進めることにしたいとの提案があり、審議の結果了承された。

なお、具体的なやり方については、アドホック的な活動も視野に入れ、企画委員等で確認し、議論していくこととなった。

 

(3) 国際放射線分解ワークショップの開催準備状況について

瀧口氏から、ワークショップの開催準備状況について、実行委員会の枠組みで進めているとの説明があった。勝村先生からワークショップを担当する委員(和田氏、山本氏、佐藤氏)を追加したいとの提案があり、了解された。

 

(4) 水化学国際会議2012パリでの対応について

目黒委員から、水化学国際会議2012パリ会議での活動や経験が、水化学国際会議2014札幌の成功に繋がることから、パリ会議の参加者に情報収集/PRを実施してはどうかとの提案があった。また、内田先生からは2013年9月に開催される水蒸気国際会議でのPRや石榑先生からはパリ会議での具体的な活動について、提案があった。水化学国際会議の実行委員会やパリ会議に出席される各機関で検討していくこととなった。

 

(5) 第17回定例研究会について

相澤氏から、第17回の定例研究会を札幌で開催することについて提案があった。基調テーマは、「被ばく低減への取り組みについて」を予定している。今後、上記1F事故関連の議論を含めることについては、企画担当も含め検討していくことになった。日程は、10月22日(仮)に開催することとなった。

 

(6) 2012年度三部会合同夏期セミナーの開催準備状況等について

長瀬委員から、夏期セミナーの開催準備状況について、報告があった。現状の参加者数は、119名とのことであった。また、講師(尾本先生、大石先生)への謝金(旅費負担を含む)及び学生への旅費の補助について提案があり、承認された。

 

(7) 2012年秋の大会の企画セッションについて

寺地委員から、2012年秋の大会の企画セッションについて、「PWRプラント蒸気発生器の長期信頼性確保に向けた取り組み」で原子力学会に提出したとの報告があった。

 

(8) 第6回燃料-水化学合同勉強会講師への謝金のお願いについて

河村委員から、6月12日に開催予定の第6回燃料-水化学合同勉強会の講師について、謝金のお願いについて提案があった。講師への謝金の支払いについては、承認された。

第19回運営小委員会

第19回運営小委員会 議事録

 

1.開催日時:平成24年10月22日 9:30~10:30

2.開催場所:北海道電力(株)本店 7階70会議室

3.出席者  :勝村(東大)、石榑(JRIA)、高松(元千葉科学大)、内田・塚田(JAEA)、中山(東電)、寺地(関電)、稲垣(中電)、渡辺、相澤(北電)、目黒・久宗・杉野(原電)、河村・藤原(電中研)、会沢(日立GE)、志水(MHI、荘田代)、大橋(オルガノ)、瀧口・高木(東芝)、小野寺(電発、竹田代)【敬称略、順不同】

4.議事

(1) 2013年春の大会における企画セッション及び今後の分担について

久宗委員(企画担当)から、日本原子力学会2013年春の大会の企画セッションについては、スケジュールから「環境影響」(福島第一原子力発電所事故関連)を考えているが、企画セッションに係る連絡担当窓口、講演者等の調整を企画担当委員が行うことは負担が大きく、今後の部会活動に支障がでると考えられるため、春の大会の企画セッションの提案、連絡窓口を分担したいとの意見があった。議論の結果、本企画セッション提案書(案)の締切りが10月25日と提出まで調整期限がないこと、現状、適切な企画セッションの引受け手が見つからないこと、水化学部会では学会の大会は定例研究会より参加者が少ないこと、部会全体会議を学会の大会に合わせて行う必要はないこと等から、企画セッションについては参加者の増加が見込まれる他部会と合同開催できる場合に行うこととし、次回の企画セッションは開催しないことで承認された。

また、次回定例研究会(3月8日予定)では、今回提案のあった環境影響に関するテーマも取り上げる方向で検討するとともに、企画セッションの今後の進め方について部会全体で確認を行うこととした。

 

(2) 平成25年度水化学部会運営小委員会委員選挙について

渡辺委員(庶務担当)から運営小委員会の委員の任期満了につき、今後の選挙のスケジュール等についての提案があり、提案通り承認された。また、選挙管理委員長に杉野氏(原電)を選任したい旨提案があり、承認された。なお、「部会申し合わせ」により選挙管理委員(2名)は、後日、選挙管理委員長が選任することになると説明し、了解された。

 

(3) システム安全合同タスクグループの活動状況について

久宗委員(企画担当)から、システム安全合同タスクグループの活動状況について報告があり、シテスム安全合同タスクグループは、過去5回開催しており、次回(第6回)で最終報告書(案)を取りまとめ、終了する予定であること、また、システム安全合同タスクグループの最終報告書(案)の作成作業が開始されていることから、水化学管理分科会、BWRとPWRの各作業会を再開することの説明があった。なお、BWRとPWRの各作業会は、考え方を統一する必要があるため、当面、合同で開催する。

 

(4) 原子力学会福島第一原子力発電所事故調査会の活動報告について

内田監事から、事故調査会の設置趣旨や経緯について説明があり、今後、2013年秋までに最終報告書を提出する予定であるとの報告があった。

 

(5) 欧文誌50周年記念誌レビューペーパ執筆状況について

内田監事から、欧文誌50周年記念誌レビューペーパの執筆依頼に関する経緯及び執筆状況について報告があった。今後、英文添削等実施し、11月中旬に学会へ提出する予定である。

また、2013年9月1~5日にイギリス(ロンドン)でIAPWSが開催されるとの紹介があった。

 

(6) 2012年度三部会合同夏季セミナーについて

会沢副部会長から、2012年7月11日~13日に実施した第二回軽水炉燃料・材料水化学 三部合同夏季セミナーの報告があった。本件は水化学部会のホームページに掲載する。

 

(7) その他

a.水化学部会の活動に対する部会員からの意見

藤原委員から、部会員から水化学部会の活動に対して寄せられた意見についての紹介があった。論点は、部会運営の透明性の確保、部会員の意見の吸い上げ、議事録の整備、等である。

これら意見は、今後の部会活動に対して貴重なことから十分な議論を行う必要があるため、次回に改めて議論することとした。また、その間、部会員からの意見を極力収集することとする。

b.次回運営小委員会

次回運営小委員会は、平成25年3月8日(金) 電力中央研究所 狛江で開催することとなった。

以上

第20回運営小委員会

第20回運営小委員会 議事録

 

1.開催日時:平成25年3月8日 10:30~12:10

2.開催場所:(一財)電力中央研究所 狛江地区本館2Fゲストカンファレンス

3.出席者  :勝村(東大)、高松(元千葉科学大)、長尾(元東芝)、内田・塚田(JAEA)、牧平(東電)、寺地(関電)、渡辺(北電)、目黒・村部・久宗・中野(原電)、平野・河村・藤原(電中研)、会沢・長瀬(日立GE)、志水(MHI、荘田代)、大橋(オルガノ)、瀧口・高木(東芝)、竹田(電発)【敬称略、順不同】

4.議事

(1) 平成25年水化学部会運営小委員会委員選挙結果について

渡辺委員(庶務担当)から、選挙管理委員長代理として、運営委員及び監事の選挙結果の報告があった。選挙は、投票者数106名で行われ、候補者全員が信任された。今回の選挙により、新たに、副部会長として、村部氏、勝山氏が就任されることになった。また、顧問に内田監事、監事に目黒副部会長、定例研究会小委員会の担当委員に寺地委員が就任し、高松顧問、黒田委員が退任することとなった。

 

(2) 2014年夏季セミナーについて

久宗委員(企画担当)から、次回のサマーセミナーについて提案があった。水化学部会のサマーセミナーは、隔年で開催しており、今年度は、3部会合同サマーセミナー(核燃料、材料部会、水化学部会)を松江市で開催した。次回は、2014年度の開催予定であるが、水化学国際会議2014札幌の準備活動を進めており、水化学部会員の負荷の増大や資金の面から検討した結果、2015年度または2016年度に延期するとの提案であった。また、前回の運営小委員会で、次回の春の大会の企画セッションは見送りとし、次回以降の企画セッションについては参加者の増加が見込まれる他部会との合同開催を検討することになったことから、部会の活動としてのサマーセミナー及び企画セッションの開催時期等について議論した。

議論した結果、サマーセミナーは、2014年の開催を見送り、2015年に3部会合同開催とし、水化学部会単独では2016年に実施する方向で企画担当委員を中心に、検討することとなった。また、企画セッションについては、2014年の秋の学会での開催は見送り、積極的に他部会や腐食防食協会などとの合同開催の可能性や時期、テーマも含めて企画担当委員で検討し、運営小委員会で提案することになった。

(3) 次回定例研究会について

志水氏から次回の定例研究会の開催について提案があった。テーマは、「スケール付着問題とその対応について」で、詳細は、今後、調整することになった。現状、発表内容は、PWRではSGのスケール付着や化学洗浄、BWRでは給水ヒーターやジェットポンプのスケール付着及び火力の事例などの発表が考えられ、三菱の取りまとめで、メーカ3社、電中研及びPWR電力を中心に検討することとなった。開催日及び場所は平成25年6月27日に三菱重工業株式会社 横浜ビルとなった。

 

(4) 平成24年度水化学部会会計報告について

大橋委員(財務担当)から、平成24年度水化学部会会計報告があった。平成24年度は、テキストの売上やサマーセミナーの余剰金で若干の黒字になった。審議の結果、予算は承認された。

 

(5) NPC2014札幌実行委員会、RADEM’14準備委員会の活動状況について

瀧口氏から、NPC2014札幌実行委員会、RADEM’14準備委員会の活動状況について報告があった。今後の予定は、第2回NPC組織委員会を5月22日に原電で開催予定となっており、報告資料の事前準備のために、監事や有志で、準備会を開催するとのことであった。また、第8回の実行委員会は、組織委員会の結果を踏まえて、6月7日に開催する。

また、大橋委員から、収支予算案の説明があり、特にコメントはなかった。

 

(6) ICPWS16の概要と欧文誌50周年記念誌Review paperの状況について

内田監事から、平成25年9月に開催されるICWS-16(イギリス、International Conference on Properties of Water and Steam)で、原子力関係から25件の応募があったとの報告があった。水化学部会からは、勝村部会長、電中研 米田氏、内田監事、平野監事、塚田委員が発表されるとのことであった。

また、欧文誌50周年記念誌Review paperの状況について説明があった。Review paperは、11月に学会へ提出し、来週HP及び記念誌4月号に掲載されるとのことであった。

平野監事から、ICWSの状況(水化学ガイダンス、蒸気相)について、次回の運営小委員会か定例研究会で紹介されるとの情報があった。

 

(7) 水化学部会の活動について部会員からの意見に対する対応について

前回の小委員会で、部会運営の透明性の確保、部会員の意見の吸い上げ、議事録整備に関わる意見の紹介があり、これを受けて、高木委員(庶務担当)から提案があった。

・部会運営の透明性については、定期的な選挙の実施やアドホックな動きについては運営小委員会で発議、承認している。

・意見の吸い上げについては、再考の余地がある。

・議事録の整備については、これまで通りHPに議事録を掲載し公開するが、確実に実施し部会員に周知することとする。

・今後、HP活用等で、部会員の声を吸い上げる仕組みを検討する。

提案を受けて、以下の議論があった。

・部会員の声を反映する仕組みについては、部会員専用のHPを検討する。

・内田監事から、「被ばく・廃棄物低減WG」、「将来構想検討WG」は、企画担当委員が検討中となっているとの指摘があった。WGについては、次回以降、議論していくことになった。

・勝村部会長から、他の学会では、HPに新しい記事が出た場合にはメール配信しているので、水化学部会でも同様に対応できないか検討して欲しいとのことであった。今後、発信の仕方を含め、検討することとなった。

・部会運営の透明性については、部会運営小委員会等の実績を大事にし、情報発信に努めてきた。部会運営の透明性については、足りない点については改善していく必要がある。今後、国際会議やこれからの活動のためにも、部会員の水化学部会員の意思を統一するために、水化学部会の透明性の確保に努め、部会員に協力をお願いする必要がある。

以上の議論を踏まえ、上記の内容を部会の全体会議に報告するとともに、意見を頂いた部会員には議論の結果を個別に伝えることとなった。

 

(8) その他

・勝村部会長から、平成25年10月14日に開催されるアジア水化学セミナー(台湾)の参加予定者について確認があった。確認した結果、二桁の参加見込みであった。

・寺地委員(企画担当)から、被ばく低減の検討WGに関する状況についての説明があった。被ばく低減の情報公開等の活動を進めてきた。厳しい社会情勢のなかで、電力社内では被ばく低減の目標を立てるという状況になく、積極的に検討することが難しい状況である。「被ばく・廃棄物低減WG」については、次回以降、進め方を別途議論することになった。

以 上