第18回運営小委員会

第18回運営小委員会 議事録

 

1.開催日時:平成24年6月1日 9:40~11:10

2.開催場所:日本原子力発電(株)2階会議室

3.出席者  :勝村(東大)、石榑(JRIA)、長尾(元東芝)、高松(元千葉科学大)、内田・佐藤(JAEA、塚田代)、牧平(東電)、寺地(関電)、稲垣(中電)、相澤(北電、渡辺代)、目黒・久宗・杉野(原電)、平野・河村・藤原(電中研)、会沢・長瀬(日立GE)、荘田(MHI)、大橋(オルガノ)、瀧口・山崎・高木(東芝)、竹田(電発)【敬称略、順不同】

 

4.議事

(1) 学会標準策定に係る活動計画について

久宗委員から、日本原子力学会/標準委員活動への対応について、水化学管理標準策定スケジュールも含め、報告があった。これまで、東北地方太平洋沖地震を受けて活動を休止していたが、6月から活動再開を考えているとのことであった。

 

(2) 水化学国際会議2014札幌の開催準備状況について

瀧口氏から、実行委員会と組織委員会の開催状況について、報告があった。第1回組織委員会では、1F事故関連の特別セッションについて、単なる概要紹介ではなく、学び取った教訓を海外、並びに、将来に活かすような内容にして欲しいとの要望があり、これを受けて、実行委員会から運営小委員会に対し、今後継続的に1F事故や事故後の対応に係わる情報の収集・分析・評価を進め、水化学の貢献・取り組みについて議論を深め、その成果を発信することを水化学部会のミッションに追加すること、および、1F事故関連の議論については、特別セッションを当面のターゲットとするが、最終的には水化学部会の報告書やロードマップなどに取り纏めること、新たに検討の場を設けるのでなく、定例研究会、勉強会、セミナーなど現行の水化学部会活動の一環として計画的・戦略的に進めることにしたいとの提案があり、審議の結果了承された。

なお、具体的なやり方については、アドホック的な活動も視野に入れ、企画委員等で確認し、議論していくこととなった。

 

(3) 国際放射線分解ワークショップの開催準備状況について

瀧口氏から、ワークショップの開催準備状況について、実行委員会の枠組みで進めているとの説明があった。勝村先生からワークショップを担当する委員(和田氏、山本氏、佐藤氏)を追加したいとの提案があり、了解された。

 

(4) 水化学国際会議2012パリでの対応について

目黒委員から、水化学国際会議2012パリ会議での活動や経験が、水化学国際会議2014札幌の成功に繋がることから、パリ会議の参加者に情報収集/PRを実施してはどうかとの提案があった。また、内田先生からは2013年9月に開催される水蒸気国際会議でのPRや石榑先生からはパリ会議での具体的な活動について、提案があった。水化学国際会議の実行委員会やパリ会議に出席される各機関で検討していくこととなった。

 

(5) 第17回定例研究会について

相澤氏から、第17回の定例研究会を札幌で開催することについて提案があった。基調テーマは、「被ばく低減への取り組みについて」を予定している。今後、上記1F事故関連の議論を含めることについては、企画担当も含め検討していくことになった。日程は、10月22日(仮)に開催することとなった。

 

(6) 2012年度三部会合同夏期セミナーの開催準備状況等について

長瀬委員から、夏期セミナーの開催準備状況について、報告があった。現状の参加者数は、119名とのことであった。また、講師(尾本先生、大石先生)への謝金(旅費負担を含む)及び学生への旅費の補助について提案があり、承認された。

 

(7) 2012年秋の大会の企画セッションについて

寺地委員から、2012年秋の大会の企画セッションについて、「PWRプラント蒸気発生器の長期信頼性確保に向けた取り組み」で原子力学会に提出したとの報告があった。

 

(8) 第6回燃料-水化学合同勉強会講師への謝金のお願いについて

河村委員から、6月12日に開催予定の第6回燃料-水化学合同勉強会の講師について、謝金のお願いについて提案があった。講師への謝金の支払いについては、承認された。