2008年春の年会

1.日時:2008年3 月 28 日(金) 13:00 ~ 14:30

2.場所:大阪大学吹田キャンパス G 会場

3.セッションタイトル
「軽水炉の高経年化対応に学協会が果たすべき役割の検討 ―構造材料の腐食損傷に関わる研究活動を中心として―」
座長(JAEA)塚田 隆 氏

4.講演タイトル
(1)水化学部会の役割と軽水炉プラントの高経年化への対応
(JAEA)内田 俊介 氏
(2)材料部会における高経年化対応関連の活動
(京大)木村 晃彦 氏
(3)腐食防食協会における原子力材料に係わる活動
(電中研)新井 拓 氏
(4)高経年化対応における学協会活動の重要性
(標準委員会委員長)宮野 廣 氏
(5)パネル討論
上記講演者,(原電)瀧口英樹,(電中研)稲田 文夫 氏,
(INSS)福谷耕司 氏,(日立)安斎 英哉 氏

2009年秋の大会

1.日時:2009年9 月 16 日(水) 13:00 ~ 14:30

2.場所:東北大学青葉山キャンパス O 会場

3.セッションタイトル
「FAC減肉評価技術 / 環境緩和技術の現状と今後の課題について」
座長(東北大)渡辺 豊 氏

4.講演タイトル
(1)軽水炉における FAC 問題と取り組み
(東芝プラントシステム)宮野 廣 氏
(2)FAC 予測評価技術の現状と課題 ―流動―
(東大)越塚 誠一 氏
(3)FAC 予測評価技術の現状と課題 ―腐食―
(電中研)藤原 和俊 氏
(4)FAC 環境緩和技術の現状と課題
(原電)瀧口 英樹 氏
(5)パネル討論「FAC管理の適切化と安全性向上に向けた分野間連携,学協会協力のあり方」
(INSS)中村 晶 氏,(MHI)村田 和豊 氏,(電中研)稲田 文夫 氏

2010年春の年会

1.日時:2010年3 月 26 日(金)13:00~14:30

2.場所:茨城大学水戸キャンパス、L 会場

3.セッションタイトル
「水化学ロードマップの改訂と実現に向けた課題」
座長(東大)勝村庸介 氏

4.セッションタイトル
(1) 水化学ロードマップ 2009 の概要
(東京電力)小野 昇一 氏
(2) 構造材料の高信頼化
(JAEA)塚田 隆 氏
(3) 燃料の高信頼化
(電中研)河村 浩孝 氏
(4) 共通基盤技術
(JAEA)内田 俊介 氏
(5) 総合討論

2012年秋の大会

1.日時:2021年9 月 21 日(金)13:00~14:30

2.場所:広島大学 東広島キャンパス D 会場

3.セッションタイトル
「PWR プラント蒸気発生器の長期信頼性確保に向けた取り組み」
座長(千葉科学大)高松 洋 氏

4.講演タイトル
(1) SG 健全性維持に関わる水処理技術の変遷
(MHI)前田 哲宏 氏
(2) SG への不純物持込抑制によるクレビス緩和技術
(オルガノ)大橋 伸一 氏
(3) SG2 次側の ASCA 洗浄
(北海道電力)青柳 正樹 氏
(4) 実機水処理の状況と2次系プラント水質パラメータの紹介
(関西電力)矢谷 友教 氏

2016年春の年会

1.日時:2016年3月27日(日) 13:00 〜 14:30

2.場所:東北大学 川内キャンパスA会場 (講義棟B棟 B102)

3.セッションタイトル

福島第一原子力発電所事故時の核分裂生成物挙動
―事故時のFP挙動の概要と今後の総合的ソースターム解析への道―
座長:(東大)越塚 誠一 氏

4.講演タイトル
(1)事故時のFP挙動評価の概要
(エネ総研)内藤 正則 氏
(2)環境測定に基づく放出量評価
(JAEA)永井 晴康 氏
(3)マスバランス評価に基づくプラント全体での挙動把握
(エネ総研)内田 俊介 氏
(4)FP挙動に係わる基礎事象と新たな研究への挑戦
(JAEA)逢坂 正彦 氏

2021年春の年会

1. 日時
 2021年3月19日(金) 13:00 〜 14:30
2. 場所
 オンライン開催(G会場)
3. セッションタイトル
「福島第一原子力発電所廃炉への水化学からの取組み」
 座長(東芝ESS)高木 純一 氏
4. 講演タイトル
 (1) 汚染水処理の最新の状況
  (東電HD)山根 正嗣 氏
 (2) ラジオリシス解析による放射線環境下での腐食環境評価
  (JAEA)佐藤 智徳 氏
 (3) 放射線下における腐食挙動評価
  (東北大)阿部 博志 氏
5. 趣旨
 水化学部会では、2020年に水化学ロードマップを改訂し、新たに「事故炉の廃炉推進対応の水化学」の章を設け、事故の拡大抑制技術の高度化ならびに事故炉の廃炉推進に向けて取り組むべき課題について検討してきた。本企画セッションでは、福島廃炉に関連し、汚染水処理、水の放射線分解、材料腐食環境に関する3件の講演いただき、2021年度に開始予定のデブリ取り出しを進めるための水化学の課題を明らかにし、技術開発の方向性を共有する。福島廃炉作業に対する、水化学の役割を再確認し、部会内外の方と協力していかに貢献していくかの議論を深める。

第45回定例研究会

基調テーマ:「リチウムの同位体分離濃縮技術」
2023.6.15 オンライン開催

プログラム(敬称略)

1)テーマ選定の背景
MHI                 前田 哲宏

2)置換クロマトグラフィー法によるリチウム同位体分離に関する研究
名古屋大学        杉山 貴彦

3)MCCCE法を用いたリチウム-7濃縮技術開発 ―開発状況の概要―
ATOX              長谷川 信

4)MCCCE法を用いたリチウム-7濃縮技術開発    ―平板型濃縮装置によるLi-7濃縮試験の概要―
大阪大学           岸本 忠史

5)MCCCE法を用いたリチウム-7濃縮技術開発 ―電場分布を考慮した模擬平板型流路内の数値シミュレーションー
JAEA               堀口 直樹

第44回定例研究会

第44回定例研究会プログラム

2022年度水化学部会賞受賞記念講演
基調テーマ:「PWR水化学の高度化と水化学を支える分析技術の最近の話題」

1.2022年度水化学部会賞受賞記念講演
1)奨励賞
「600合金の酸化被膜性状とPWSCC発生感受性に及ぼす溶存水素濃度の影響」
三菱重工業株式会社      垣谷 健太氏
2)講演賞
「隙間部からの塩化物イオン排出速度に及ぼす無害アニオン添加効果の評価」
東北大学      北本 和馬氏
「エックス線を用いた水の放射線分解実験における分子精製の高精度評価」
日本原子力研究開発機構     伊藤 辰也氏
「Effect of temperature on the dissipation behavior of Chloride ion within the crevice of stainless steels」
中部電力 大村 幸一郎氏

2.PWR水化学の高度化と水化学を支える分析技術の最近の話題
1)PWR一次系亜鉛注入模擬環境において形成されたインコネル材表面酸化皮膜のSTEM微小観察
三菱重工業 東 拓真氏
2)PWR水化学分析技術におけるイオンクロマトグラフィーおよび質量分析計を用いたソリューションのご紹介
サーモフィッシャーサイエンティフィック 中西 雄一氏

2022年度部会賞 受賞者

奨励賞

  • 垣谷 健太
    業績名:600合金の酸化皮膜性状とPWSCC発生感受性に及ぼす溶存水素濃度の影響

講演賞

  • 北本 和馬
    対象講演:
    隙間部からの塩化物イオン排出速度に及ぼす無害アニオン添加効果の評価
    日本原子力学会2022年春の年会
  • 伊藤 辰也
    対象講演:エックス線を用いた水の放射線分解実験における分子生成の高精度評価
    日本原子力学会2022年秋の大会
  • 大村 幸一郎
    対象講演:Effect of temperature on the dissipation behavior of Chloride ion
    within the crevice of stainless steels
    AWC2022

 

 

部会報第14号

  1. 巻頭言
    これからの水化学を展望して -特に若い世代の皆さんへ-

    高木 純一 副部会長
  2. 特別寄稿
    技術報告書「沸騰水型原子炉一次系冷却水の腐食環境の評価手法に関する現状」の作成を終えて
    東芝エネルギーシステムズ株式会社 山本誠二氏
    「原子炉水化学ハンドブック」の作成を終えて
    大阪大学 室屋 裕佐先生
  3. 2022年度部会賞受賞者の感想と研究内容の概要紹介
    奨励賞
    ・三菱重工業株式会社 垣谷 健太氏
     業績名:600合金の酸化皮膜性状とPWSCC発生感受性に及ぼす溶存水素濃度の影響
    奨励賞の受賞感想 研究紹介
    講演賞
    ・東北大学 北本 和馬氏
    _対象講演:隙間部からの塩化物イオン排出速度に及ぼす無害アニオン添加効果の評価
    講演会:日本原子力学会2022年春の年会
    講演賞の受賞感想 研究紹介
    ・日本原子力研究開発機構 伊藤 辰也氏
    _対象講演:エックス線を用いた水の放射線分解実験における分子生成の高精度評価
    講演会:日本原子力学会2022年秋の大会
    講演賞の受賞感想 研究紹介
    ・中部電力株式会社 大村 幸一郎氏
    _対象講演:Effect of temperature on the dissipation behavior of Chloride ion
    within the crevice of stainless steels
    講演会:AWC2022
    講演賞の受賞感想 研究紹介
  4. AWC2022報告
    会議報告
    参加雑感
  5. 水化学部会定例研究会開催概要
  6. 編集後記