第19回運営小委員会 議事録
1.開催日時:平成24年10月22日 9:30~10:30
2.開催場所:北海道電力(株)本店 7階70会議室
3.出席者 :勝村(東大)、石榑(JRIA)、高松(元千葉科学大)、内田・塚田(JAEA)、中山(東電)、寺地(関電)、稲垣(中電)、渡辺、相澤(北電)、目黒・久宗・杉野(原電)、河村・藤原(電中研)、会沢(日立GE)、志水(MHI、荘田代)、大橋(オルガノ)、瀧口・高木(東芝)、小野寺(電発、竹田代)【敬称略、順不同】
4.議事
(1) 2013年春の大会における企画セッション及び今後の分担について
久宗委員(企画担当)から、日本原子力学会2013年春の大会の企画セッションについては、スケジュールから「環境影響」(福島第一原子力発電所事故関連)を考えているが、企画セッションに係る連絡担当窓口、講演者等の調整を企画担当委員が行うことは負担が大きく、今後の部会活動に支障がでると考えられるため、春の大会の企画セッションの提案、連絡窓口を分担したいとの意見があった。議論の結果、本企画セッション提案書(案)の締切りが10月25日と提出まで調整期限がないこと、現状、適切な企画セッションの引受け手が見つからないこと、水化学部会では学会の大会は定例研究会より参加者が少ないこと、部会全体会議を学会の大会に合わせて行う必要はないこと等から、企画セッションについては参加者の増加が見込まれる他部会と合同開催できる場合に行うこととし、次回の企画セッションは開催しないことで承認された。
また、次回定例研究会(3月8日予定)では、今回提案のあった環境影響に関するテーマも取り上げる方向で検討するとともに、企画セッションの今後の進め方について部会全体で確認を行うこととした。
(2) 平成25年度水化学部会運営小委員会委員選挙について
渡辺委員(庶務担当)から運営小委員会の委員の任期満了につき、今後の選挙のスケジュール等についての提案があり、提案通り承認された。また、選挙管理委員長に杉野氏(原電)を選任したい旨提案があり、承認された。なお、「部会申し合わせ」により選挙管理委員(2名)は、後日、選挙管理委員長が選任することになると説明し、了解された。
(3) システム安全合同タスクグループの活動状況について
久宗委員(企画担当)から、システム安全合同タスクグループの活動状況について報告があり、シテスム安全合同タスクグループは、過去5回開催しており、次回(第6回)で最終報告書(案)を取りまとめ、終了する予定であること、また、システム安全合同タスクグループの最終報告書(案)の作成作業が開始されていることから、水化学管理分科会、BWRとPWRの各作業会を再開することの説明があった。なお、BWRとPWRの各作業会は、考え方を統一する必要があるため、当面、合同で開催する。
(4) 原子力学会福島第一原子力発電所事故調査会の活動報告について
内田監事から、事故調査会の設置趣旨や経緯について説明があり、今後、2013年秋までに最終報告書を提出する予定であるとの報告があった。
(5) 欧文誌50周年記念誌レビューペーパ執筆状況について
内田監事から、欧文誌50周年記念誌レビューペーパの執筆依頼に関する経緯及び執筆状況について報告があった。今後、英文添削等実施し、11月中旬に学会へ提出する予定である。
また、2013年9月1~5日にイギリス(ロンドン)でIAPWSが開催されるとの紹介があった。
(6) 2012年度三部会合同夏季セミナーについて
会沢副部会長から、2012年7月11日~13日に実施した第二回軽水炉燃料・材料水化学 三部合同夏季セミナーの報告があった。本件は水化学部会のホームページに掲載する。
(7) その他
a.水化学部会の活動に対する部会員からの意見
藤原委員から、部会員から水化学部会の活動に対して寄せられた意見についての紹介があった。論点は、部会運営の透明性の確保、部会員の意見の吸い上げ、議事録の整備、等である。
これら意見は、今後の部会活動に対して貴重なことから十分な議論を行う必要があるため、次回に改めて議論することとした。また、その間、部会員からの意見を極力収集することとする。
b.次回運営小委員会
次回運営小委員会は、平成25年3月8日(金) 電力中央研究所 狛江で開催することとなった。
以上