月: 2019年9月
設立総会 総1-4 「部会長・副部会長・運営委員会候補者,体制案」
設立総会 総1-3 「水化学部会規約」
一般社団法人 日本原子力学会 1002-16
水化学部会規約
平成22年10月1日 第512回理事会改定
(目的)
第1条 部会規約(1002)に基づき、水化学部会を設置する。水化学部会(以下「本部会」と称す)は、原子力に関連した水化学分野の研究者および技術者間の交流と情報交換を積極的に行うとともに研究活動を支援し、その発展に貢献することを目的とする。
(運営)
第2条 本部会は、その運営および主要な事業について、部会等運営委員会を経て理事会に報告する。
(事業)
第3条 本部会は、その目的に基づき、以下の事業を行う。
(1)本部会の活動や研究関連の情報を提供するためのニュースレターを随時発行する。
(2)研究会、セミナー、講演会、講習会、見学会等を適宜開催する。
(3)水化学に関する理解の促進のため、必要に応じて、研究、調査及び評価等のためのワーキンググループ等を組織し、研究者間の交流と関連分野の研究活動を活性化する。
(4)本部会の活動に関連する他部会、研究専門委員会、特別専門委員会等の活動と積極的に交流する。
(5)本部会に関わる国内外の関連学協会、諸機関との交流を推進し、必要に応じて国際シンポジウム、ワークショップ、研究会等を共催する。
(6)必要に応じて、水化学に関する事項について社会に対して情報を発信する。
(7)その他、適切な事業を随時、実施する。
(会員資格)
第4条 学会正会員および学生会員は本部会員となる資格を有する。
(部会費)
第5条 本部会に参加を希望する会員は、学会事務局に所定の手続きを行うとともに、日本原子力学会会員管理内規(0203-00-01)に従って部会費を納入する。なお、退会の際はその旨を学会事務局に申し出る。
(運営組織)
第6条 本部会の運営は、本部会員の互選により選出された部会長1名、副部会長および運営委員若干名からなる運営小委員会が行う。また、運営委員とは別に部会員から監事を設ける。なお、部会長の推薦により顧問を置くことができる。
2 部会長、副部会長、運営委員および監事の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
3 部会長、副部会長、運営委員および監事の選出方法は別に定める。
第7条 組織運営のため、運営小委員会の他に、小委員会を設けることができる。
2 各委員は、部会長が委嘱し、その状況を必要に応じて部会等運営委員会へ報告する。
(監事)
第8条 監事は部会活動および運営小委員会活動が適切に執行されていることの監理を行う。
(部会全体会議)
第9条 部会全体会議を年1回以上開催し、次の事項を審議する。
(1)活動計画および予算
(2)活動報告および決算
(3)運営体制
(4)その他、重要な事項
(運営費)
第10条 本部会は、部会配布金、事業収入、賛助金、その他をもって運営することを基本とする。
2 賛助金等小額の外部入金で実施する活動の開始に当っては、企画委員会での審議を必要とする。また、外部入金の定率を本部管理費として学会に収める。
第11条 運営費の予算、決算については、部会全体会議で審議し、部会等運営委員会および理事会の承認を得る。
(変更)
第12条 本規約の変更は、運営小委員会の発議に基づき、部会全体会議での審議を経た後、部会等運営委員会および理事会での承認を要する。
(下部規定)
第13条 本規約に定めるもののほか、本部会の運営に関し必要な事項は、本部会が別に定める。
附則
1 この規約は平成22年10月1日から施行する。
2 改定履歴
①2007年5月22日 第487回理事会承認
②2008年9月4日 第3回総会承認
③2010年3月26日 第6回総会承認
④2010年9月17日 第7回総会承認
設立総会 総1-1 「水化学部会設置趣意書」
資料総1-1 (杜)日本原子力学会水化学部会設置趣意書
エネルギ-保障や地球温暖化防止の観点から原子力は我が国の基幹エネルギーと位置づけられている。現在、その中心的な役割を果たしている軽水炉では、炉心冷却材・中性子減速材である水(軽水)が、様々な温度・圧力・照射条件下で多様な金属材料と接しながら主幹系統内を循環している。水化学技術は、この界面で生じる構造材料・燃料の腐食損傷を環境面から予防すると共に、その結果生じる腐食生成物の移行・放射化を制御し、従業員の被ばく線量や放射性廃棄物の発生量の低減を通じて、原子力プラントの安全性維持と経済性向上に大きく寄与してきた。今後、軽水炉ではその利用の高度化、高経年化への対応及び燃料高度化の取り組みを本格化する方向にあり、これらに関連する技術開発の合理的な推進に貢献する視点から、水化学分野の研究および技術を一層高度化する必要がある。即ち、炉出力向上によって過酷化する放射線場や腐食環境にあって、経年劣化や高負荷により腐食影響を受けやすくなる構造材料や燃料の健全性を合理的に維持する必要がある。このため、腐食環境緩和技術の開発と適用およびその標準化を進めると共に、燃料・構造材料および関連する他分野における技術開発との調和・融合を図り、軽水炉の安全性・経済性を更に総合的に向上させていかなければならない。更に、これら水化学関連技術の基盤となる学問分野の基礎研究の育成・支援も不可欠である。また、このような取り組みの中で蓄積される知識や経験を、産官学が共有する水化学情報デ-タベースとして構築し、本分野或は関連する領域における人材育成と技術伝承、新たな技術開発、基盤整備と標準化、および科学的合理性を有する安全規制の推進に役立てる。また、既存軽水炉のみならず、次世代軽水炉、高速増殖炉および高速増殖炉を含む新型炉、或は、使用済み燃料の貯蔵・保管、再処理設備などの原子力施設の設計・建設・運転における水の挙動や水と構造材料・燃料材料との相互作用を広く検討対象として、その安全性確保や高度化に貢献する。更に、熟練技術者の減少や自然環境保護に対する意識の高まりが想定される将来を見据え、一層の被ばく低減や放射性廃棄物の発生抑制などの課題に取り組み、作業環境の改善や社会的受容性の向上を目指す。 (社)日本原子力学会では、1982年以来6期24年間に亘る活発な水化学研究専門委員会活動を展開してきたが、上述の如く原子力において今後水化学が果たすべき使命の普遍性・重要性を鑑みると、核燃料・材料・再処理など課題を共有する部会間、或は、国際レベルでの協力と連携を効率的に実施すると共に、研究ロードマップ検討および水化学技術の体系化・標準化などに継続して取り組むためには、それに相応しい連続性のある体制を構築し、中長期的視点に立って活動を継続することが不可欠である。このような認識に立ち、ここに水化学部会を設置する。
設立総会
日時:2007年6月25日(月) 13:30~15:00
場所:日本原子力発電(株) 本店 2階 第1~5会議室
〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町1-1
議事:
開会挨拶
- 部会長・副部会長候補推薦・承認
- 部会長・副部会長就任挨拶
- 水化学部会設置趣旨説明
- 水化学部会規約説明・承認
- 幹事候補推薦・承認
- 水化学部会活動方針紹介
- 連絡事項他
配布資料:
総1-2 「発起人名簿」
第1回総会
日時:2007年9月28日(金) 12:00~12:30
場所:西日本総合展示場AIM-H会議室 (原子力学会「2007年秋の大会」N会場)
議事:
(1)部会長挨拶 (内田部会長)
内田部会長より、部会総会開催にあたってのご挨拶をいただいた。
(2)設立総会議事録報告
庶務幹事(東芝 高木氏)より、平成19年6月25日に開催された「水化学部会設立総会」の議事についてご報告いただいた。総会資料は部会ホームページに掲載されていることもあわせてご紹介いただいた。
(3)各小委員会活動報告
①運営委員会
庶務幹事(東京電力 鈴木氏)より、平成19年8月7日に開催された第1回運営委員会の議事について報告があった。議事録は部会ホームページに掲載されていることもあわせて報告があった。
②定例研究小委員会
定例研究小委員会委員長(東京電力 鈴木氏)より、第1回定例研究会の実績と今後の開催予定について報告があった。なお、第2回定例研究会は平成19年10月26日に開催する予定である旨の連絡を行った。
③広報編集小委員会
広報編集幹事(日立GEニュークリアエナジー 布施氏)より、水化学部会ホームページの開設について、及び水化学部会報の作成についてご報告いただいた。部会員からのHP運営等に関する質問・意見の出し方について、およびHP掲載内容の過去分の管理方法について質問があり、質問・意見はHP表紙の「意見欄」に記載すると広報編集幹事が確認できること、またHP掲載情報データは保存されることとの回答があった。
④化学管理小委員会
化学管理小委員会委員長(電中研 平野氏)より、以下の3点について報告があった。
・ 小委員会名称の変更(旧名称:標準小委員会)
・ 水化学管理手引き書および化学分析標準法を原子力学会標準標準あるいはJISとして制定する作業を開始したこと
・ 原子力学会標準委員会内に上記標準・JISを検討する「水化学管理標準」分科会の設置申請準備を実施していること
(4)事務連絡
庶務幹事より、総会終了後に「水化学部会企画セッション」が開催される旨の連絡を行った。
内田部会長より、部会総会は原子力学会の定期大会(秋の大会・春の年会)にあわせて開催し、次回開催は平成20年3月の春の大会(於 大阪大学)となる旨の連絡があった。
以上
第2回総会
日時:2008年3月28日(金) 12:10~12:40
場所:大阪大学吹田キャンパスU2棟 U2-214 (原子力学会「春の年会」 G会場)
出席者:39名
議事:
(1)第1回総会議事録報告
庶務幹事(東電 鈴木氏)より、平成19年9月28日に開催された「水化学部会第1回総会」の議事について報告があった。総会資料は部会ホームページに掲載されていることもあわせて紹介があった。
(2)会計報告
庶務幹事(東芝 高木氏)より、平成19年度決算および平成20年度予算の報告があった。
(3)平成20年度運営委員会委員選挙結果報告
選挙管理委員長(東電 鈴木氏)より、平成20年度の運営委員会委員選挙結果について,立候補者全員が過半数以上の信任を得て当選したことが報告された。
(4)各小委員会活動報告
① 定例研究小委員会
定例研究小委員会委員長(東電 鈴木氏)より、第2回および第3回定例研究会の実績と,今後の開催予定について報告があった。なお、第4回定例研究会は平成20年6月頃に開催する予定である旨の連絡を行った。
② ロードマップフォローアップ(RMFU)小委員会
RMFU小委員会幹事(東電 小野氏)より,小委員会の委員構成,活動実績および今後の活動予定について報告があった。
③ 被ばく・廃棄物低減小委員会
被ばく・廃棄物低減小委員会幹事(関電 塚本氏)より,小委員会の目的,活動方針およびメンバー募集について報告があった。
④ 構造材・水相互作用(SWIS)小委員会
SWIS小委員会委員長(JAEA 塚田氏)より,小委員会の目的,運営方法および今後の活動予定について報告があった。
⑤ 燃料・水相互作用(ZWIS)小委員会
ZWIS小委員会委員長(三菱マテリアル 磯部氏)より,活動目的,運営方法および今後の活動予定について報告があった。
⑥ 化学管理小委員会
化学管理小委員会委員長(電中研 平野氏)より,標準委員会での水化学管理分科会の活動状況,小委員会の活動方針について報告があった。
⑦ 企画活動
企画幹事(原電 瀧口氏)より,H19年度の水化学部会企画活動実績,およびH20年度以降の企画活動計画について報告があった。
⑧ 広報・編集活動
広報・編集幹事(日立GEニュークリアエナジー 布施氏)より、H19年度の活動内容,部会HP掲載内容およびメンバー募集について報告があった。
(5)事務連絡
庶務幹事より、総会終了後に「水化学部会企画セッション」が開催される旨の連絡を行った。
ZWIS小委員会委員長より,「2008年秋の大会で、核燃料部会と水化学部会の合同企画セッション開催する方向で調整中である」との連絡があった。
(6)その他
部会員より,「旧研究専門委員会と同様に活動報告を図書(冊子)にまとめる予定はあるのか」,との質問があり,今後の運営委員会にて議論することとなった。
以上
第3回総会
日時:2008年9月4日(木) 12:00~12:30
場所:高知工科大学教育研究棟A A113(原子力学会「秋の大会」K会場)
出席者:26名
議事:
(1)部会長挨拶
内田部会長から第3回総会にあたっての開催にかかる挨拶があった。
(2)水化学部会規約/水化学部会運営委員会内規審議
庶務幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,部会長,副部会長,および幹事の選出方法にかかる内規の追加改定について説明があり審議を行った結果,疑義なく承認された。また,部会運営委員会内規についても運営委員会にて制定した旨の紹介があり内規にかかるコメントはなかった。
規約については,次回理事会にて承認を得た後に発効し,部会ホームページに掲載することの紹介があった。
(3)委員等変更審議
庶務幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,広報・編集担当幹事が塩川氏(三菱重工)から荘田氏(三菱重工)に,被ばく・廃棄物低減小委員会は江河氏(関電)から中村氏(関電)に変更する旨の紹介があり,コメントなく了承された。
(4)各委員会活動報告
① 運営委員会
庶務幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,第4回,ならびに第5回の運営委員会を開催し内容を部会ホームページに掲載したことを紹介した。
② 定例研究小委員会
定例研究小委員会幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,第4回開催報告,ならびに第5回開催案内の紹介があった。詳細は部会ホームページに掲載していることを紹介した。
③ 化学管理小委員会
化学管理小委員会幹事(電中研 平野氏代理 太田氏)より,軽水炉水化学管理リファレンス・ブックの発刊検討,ならびに水化学技術の標準化について部会報第2号へ掲載したことの紹介があった。また,『水化学技術の普及に係わる戦略策定と技術移転』,および『水化学部会の研究活動に係わる報告書作成』を目的として活動を進めるとの紹介があった。
④ 企画活動
企画担当幹事(原電 瀧口氏)より,2008年度活動実績と2009年度の活動計画について報告・紹介があった。水化学国際会議の国内開催(2012あるいは2014年度)は立候補準備が整い,本年9月の国際諮問委員会の場でこれを表明する予定である。アジア水化学シンポジウム(2009年10月 於:名古屋)については本年7月に実行委員会を立上げ活動を開始した。部会企画セッションとして次回テーマは「被ばく・廃棄物低減」を予定する。また,第5回水化学サマーセミナーが盛況に終えたとの報告があった。
⑤ 広報・編集活動
広報・編集担当幹事(日立GE 布施)より,2008年度活動実績と2009年度の活動計画について報告・紹介があった。
⑥ 燃料/水相互作用小委員会,構造材/水相互作用小委員会,被ばく・廃棄物低減小委員会
燃料/水相互作用小委員会,構造材/水相互作用小委員会,被ばく・廃棄物低減小委員会の活動状況について,燃料/水相互作用小委員会幹事(三菱マテリアル 磯部氏)からメンバーを部会ホームページを通じて募集している旨の報告があった。
(5)事務連絡
財務担当幹事(東芝 高木氏)より,サマーセミナーの収支決算について概ねまとまっており,次回総会で紹介を行う旨の連絡があった。
庶務幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,第2回総会議事録をホームページに掲載した旨の報告があった。また,総会終了後に「水化学部会・核燃料部会合同企画セッション」が開催される旨の連絡を行った。
以上
第4回総会
開催日時:平成21年3月23日(月) 12:00~12:30
開催場所:東京工業大学 大岡山キャンパス
西3号館W323(原子力学会「春の年会」B会場)
出席者 :29名
議 事 :
(1) 副部会長挨拶
山崎副部会長から第4回総会にあたって部会活動経緯などの説明と今後の活動にあたって挨拶があった。
(2) 選挙報告,部会運営委員等変更報告
選挙管理委員(東電 實重氏)より,平成21年2月に実施した選挙の結果報告があった。本報告は水化学部会部会運営委員会内規第8条に基づく報告であり,すでに部会員への報告を終えていることの報告があった。なお,平成21年度からの運営委員等は部会HPへ掲載するので参照いただきたいとのこと。
(3) 部会運営委員会等報告
① 運営委員会
庶務幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,第6回,ならびに第7回の運営委員会を開催し内容を部会ホームページに掲載したことの紹介があった。
② 企画担当
企画担当幹事(原電 瀧口氏)より,2008年度3月までの活動実績と2009年度以降の活動計画について報告・紹介があった。至近の活動として,アジア水化学シンポジウム(2009年10月 於:名古屋)が開催されるので,参加と発表の募集について呼びかけがあった。
③ 広報・編集担当
広報・編集担当幹事(日立GE 布施氏代理 長瀬氏)より,2008年度活動実績について報告があった。また,ホームページを適宜更新しているので参照いただきたい旨の紹介があった。
④ 化学管理小委員会
化学管理小委員会幹事(電中研 平野氏)より,2008年度活動実績について報告があった。今後の活動は,学協会および業界における水化学研究や標準の動向を調査し知見について情報発信のうえ,将来の標準の改定に反映させるとともに,『水化学部会の活動報告書作成』として取りまとめることを目的として活動を進めるとの紹介があった。
⑤ ロードマップフォローアップ小委員会
ロードマップフォローアップ小委員会幹事(東大 勝村氏)より,水化学ロードマップ2009の作成工程の紹介があった。基盤小委員会への提出に向けて2009年6月末を目処に各課題に対する取組状況と今後の対応をまとめるとのこと。
⑥ 被ばく・廃棄物低減小委員会
被ばく・廃棄物低減小委員会幹事(関電 中村氏)より,2008年度活動実績について報告があった。被ばく線源低減,ならびに廃棄物低減に関する技術動向の調査と関係技術者間との技術交流を行いながら活動を進めるとの紹介があった。次回の小委員会の開催は,2009年6月を予定しているとのこと。
⑦ 燃料・水相互作用小委員会
燃料・水相互作用小委員会幹事(三菱マテリアル 磯部氏代理 實重氏)より,2008年度活動実績について報告があった。活動方針に変更がないとともに,核燃料部会,および材料部会と2009年7月に合同セミナーを開催予定であるとの紹介があった。
⑧ 構造材・水相互作用小委員会
構造材・水相互作用小委員会幹事(JAEA 塚田氏代理 實重氏)より,2008年度活動実績について報告があった。活動方針に変更はなく次年度から活動を本格化するとの紹介があった。
⑨ 定例研究小委員会
定例研究小委員会幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,第6回開催報告,ならびに第7回以降の開催にかかる紹介があった。開催報告の詳細は部会ホームページに掲載していることの紹介があった。
(4) 平成20年度会計報告
財務担当幹事(東芝 高木氏)より,2008年度の会計報告があった。部会活動遂行にあたり不足金が発生しなかったともに,サマーセミナーでは剰余金を計上し,次年度繰越しとした。次年度開催のシンポジウムについても補助金を受けずに開催する見通しであるとの紹介であった。なお,2008年度会計は学会事務局との最終確認を行い確定する段階であるとのことであった。
(5) 事務連絡
庶務幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)より,総会終了後に「水化学部会企画セッション」が開催される旨の紹介を行った。
※ 総会当日は強風による交通機関の乱れにより運営委員等が参集できなかったため,庶務幹事(東電 鈴木氏代理 實重氏)から各委員会活動の代理紹介があった。
第7回総会
開催日時:平成22年9月17日(月) 12:00~12:20
開催場所:北海道大学 工学部
C棟 C214講義室(原子力学会「秋の大会」G会場)
出席者 :21名
議 事 :
1.副部会長挨拶
平野副部会長から第7回総会にあたっての挨拶があった。
2.規約・内規変更の審議
庶務委員(北海道電 渡辺氏)より、学会の一般社団法人への移行のため、今春の大会の総会において規約及び内規変更について承認されているが、学会より規約の雛形見直しにより再度規約の変更指示を受けたことから、規約変更(案)及び内規の変更(案)についての説明を行い、全会一致で承認された。
3.部会運営委員変更報告
庶務委員(北海道電 渡辺氏)より、瀧口委員(元原電)の退任により、内規第4条2に基き第12回運営委員会において久宗氏(原電)を企画担当委員代行として選任した旨の報告があった。
4.小委員会等報告
(1) 運営委員会
庶務委員(北海道電 渡辺氏)より、第11及び第12回の運営委員会の開催報告があった。
(2)企画担当
企画担当委員(原電 久宗氏代理 渡辺氏)より、2010年度上期までの活動実績と2011年の活動計画について報告・紹介があった。また、水化学国際会議2010において、2014年の水化学国際会議の日本開催について立候補する旨の報告があった。
(3)広報・編集担当
広報・編集担当委員(日立GE 布施氏代理 渡辺氏)より、2010年度上期までの活動実績について報告があった。また,ホームページ掲載内容や部会報への意見募集の紹介があった。
(4)化学管理小委員会
化学管理小委員会担当委員(電中研 平野氏)より、2010年度上期までの活動実績について報告があった。また、引続き、国内外の水化学管理標準の現状及び化学管理品質管理・保証の調査を進めるが、本小委員会の主な活動は学会の水化学管理分科会に移管されていることから、本小委員会の活動内容の変更又は改廃について検討している旨の紹介があった。
(5) 被ばく・廃棄物低減小委員会
被ばく・廃棄物低減小委員会委員(関電 黒田氏代理 渡辺氏)より、2010年度上期までの活動実績について報告があった。また、2010年度下期に本小委員会の開催を予定しているとの紹介があった。
(6)燃料・水相互作用小委員会
燃料・水相互作用小委員会委員(電中研 河村氏)より、2009年度に「核燃料部会-水化学部会合同勉強会」を立ち上げたことから、2009年度上期までの合同勉強会の活動実績について報告があった。また、2010年11月12日に原電本店にて第4回合同勉強会の開催及び勉強会の成果を、学会の大会の企画セッション等での紹介及び必要に応じてお互いのロードマップに反映する旨の紹介があった。
(7)構造材・水相互作用小委員会
構造材・水相互作用小委員会委員(JAEA 塚田氏代理 渡辺氏)より、材料部会との連携し、2010年8月に開催された「材料部会」夏季セミナーにおいて「水化学」の概要・現状についての紹介を行った旨の報告があった。また、本年秋に合同勉強会の開催を予定していることから、合同勉強会への協力依頼があった。
(8)定例研究小委員会
定例研究小委員会委員(東電 鈴木氏代理 堀氏)より、第10回開催報告及び2010年10月25日金沢勤労プラザで開催予定の第11回について紹介があった。また、第12回以降の開催については従来とおり年3回とするが、内1回は関東圏外(発電所立地付近)で開催、基調テーマは部会ホームページで公募する旨の紹介があった。
以上