第6回運営小委員会

第6回 運営委員会議事録

開催日時:平成20年10月20日 10:30~13:00

 

開催場所:日本原子力開発機構システム計算科学センター 7階大会議室

 

出席者:内田(JAEA),勝村(東大),山崎,高木(東芝),乙葉,目黒,瀧口,久宗(日本原電),布施(日立GEニュークリア・エナジー),塚田(JAEA),荘田(三菱重工),平野(電中研),磯部(三菱マテリアル),中村(関電),篠原(中部電),實重(東電)【敬称略,順不同】

 

議事

(1)春の大会企画セッションについて(審議:中村委員)

中村委員より平成21年度原子力学会春の年会にて開催する企画セッションテーマの提案があった。提案内容は基調テーマを『被ばく線量低減に向けての課題と将来の取組みについて』と題して,被ばく線量低減への取組みと今後の課題等にかかる意見交換を行い,今後の被ばく線量低減に向けた水化学技術開発について議論するという内容で、協議の結果、セッションの進め方等一部コメントを計画書に反映し、平成20年11月20日の部会等運営委員会に提案することで了承された。

(2)2009年度夏期3部会合同セミナーについて(審議:磯部委員)

磯部委員より,平成21年7月開催予定の『軽水炉燃料・材料・水化学夏期セミナー』の計画案について紹介があった。水化学部会独自の夏期見学会の候補として合同セミナーの見学候補地(島根3号機)を検討すべく核燃料部会に当該見学の詳細計画を問い合わせることとした。

(3)アジア水化学シンポジウムについて(審議:企画担当幹事)

企画担当幹事から平成20年10月7日に実施した第1回実行委員会での審議内容の紹介と平成20年11月20日開催の部会等運営委員会への提案資料の報告・説明があった。【実行(運営)委員会名簿】,【共催・協賛・後援等申請書】,【開催案内書】,ならびに【予算計画書】の紹介があり,開催案内書の一部修正の行ったうえで,部会等運営委員会に提示することとなった。11月中を目処に1st Circularを関係者に配信し平成21年3月末までを要約提出期限,ならびに平成21年7月末までを原稿提出期限とすることで了承された。

(4)水化学連載講座の原稿進捗状況について(報告:広報・編集担当幹事)

広報・編集担当幹事から連載講座の進捗状況について紹介があった。原稿期限に対して計画通り集約が進んでいるとのことであった。また,原子力学会50周年記念号への寄稿についても紹介があった。

(5)2009年度夏季見学会について(報告:企画担当幹事)

企画担当幹事から平成21年度夏期見学会の開催地候補について提案があった。水化学管理を行ううえで加速器等を用いた分析技術への注目が予想されることから,平成21年度から本格運転を開始するJ-PARC(大強度陽子加速器施設:茨城県東海村)を選定し,諸調整を進めたいとのことであった。本施設の周辺にはJAEA施設,ならびに東京大学施設が隣接していることから,これら施設の見学も併せて実施することを検討することとなった。

(6)水化学国際会議の日本開催について(報告:瀧口委員)

瀧口委員から9月に開催された水化学国際会議における状況報告があった。2010年の開催地は投票によってフランスに決定し,2012年の開催地については2008年のカナダにて行われる水化学国際会議にて投票決定されるとのことであった。

(7)H20年度収支について(報告:財務担当幹事)

財務担当幹事から平成20年度収支予算及び実績見込みの報告があった。

(8)学会発行の領収書作成要領について(報告:庶務幹事)

庶務幹事から第1回部会等運営委員会にて周知された領収書作成要領について紹介があった。アジア水化学シンポジウム参加者のうち,海外参加者への領収書について学会事務局への問い合わせが必要であるとの意見があった。

(9)プログラム編成委員の選出について(報告:鈴木委員 代理 實重氏)

鈴木委員 代理 實重氏から平成20年度プログラム編成委員に山本氏(㈱東芝),梅原氏(三菱重工㈱),ならびに實重氏(東京電力㈱)の推薦,および山本氏(㈱東芝)を専門分野リーダに推薦した旨の報告があった。

(10)その他連絡事項

①   磯部委員から2008年秋の大会にて開催した『核燃料・水化学部会合同企画セッション』の実施報告があった。

②   塚田委員から『燃料/水相互作用小委』『構造材/水相互作用小委』ならびに『被ばく・廃棄物低減小委』のメンバー募集結果の紹介があった。

③   久宗氏から第6回定例研究会は『状態基準保全の支援』を基調テーマとし,2月下旬または3月上旬にて行う計画との紹介があった。

④   企画担当幹事から原子力学会2009秋の大会での水化学部会企画セッションの提案があった。次回運営委員会までに,担当小委員会(燃料/水相互作用,構造材/水相互作用,水化学RMFU)で検討のうえ,決定することとなった。

⑤   磯部委員から水化学部会第5回水化学サマーセミナーの開催報告を学会誌の部会便りに掲載する旨の紹介があった。

⑥   鈴木委員代理 實重氏から部会規約変更は,部会総会にて承認が得られた時点で変更となる旨の紹介があった。なお,企画委員会にて部会規約の変更にあたっての手続き方法の標準化を検討しているとのことであった。

⑦   鈴木委員代理 實重氏から,非学会員,または非部会員から定例研究会に参加希望がある旨の報告があり今後の対応について審議された。非学会員,または非部会員の参加にあたっては,水化学部会への入会を前提に研究会の内容確認を目的とした参加とする旨で了解された。

⑧   次回運営委員会は第6回定例研究会にあわせて行う。

以 上