第4回 運営委員会議事録
開催日時:平成20年6月13日(金) 10:00~13:20
開催場所:電力中央研究所 狛江地区 本館2階 ゲストカンファレンスルーム
出席者:内田(JAEA),勝村(東大),山崎(東芝),石榑(JRIA),乙葉,目黒,瀧口,久宗(日本原電),宮澤(東電),塚本(関電),高木(東芝),高松(千葉科学大),長尾(元・東芝),布施(日立GEニュークリア・エナジー),荘田(三菱重工),塚田(JAEA),磯部(三菱マテリアル),平野,佐藤(電中研)【敬称略,順不同】
議事:
(1) 平成20年度サマーセミナーについて(報告:ホスト/三菱重工殿)
H20年度サマーセミナーホスト(三菱重工 荘田氏)より,サマーセミナー開催にあたっての準備、対応状況の報告がなされた。以下について更に調整することとなった。
① 現状79名の参加申し込みがあり、経費的には計画予算内に収まる見通しである。
引き続き、締め切りを6月末まで延期し、参加PRを継続する旨、紹介があり了承された。なお、主査より、特に、学生および参加登録の無い研究機関への参加の働きかけを継続して頂きとの要請があった。
② 見学会参加人数は28名でほぼ定員である。
③ ポスターセッションは目標:10~20件に対し、6件の応募がきている。目標達成に向けて、日限を6/25まで延期することとした。要旨を予稿集に掲載することも併せ、メール等で再度募集案内を出すこととした。
④ 水化学部会・運営委員会を2日目の昼食時に開催することとした。
⑤ 領収書発行のためのハンコを準備する。
⑥ 予稿集へのロードマップ関連の記載に関して必要なJNESへの許可申請を怠らないよう配慮する。
(2) 秋の大会企画セッションについて(報告:磯部委員)
磯部委員より,秋の大会において水化学部会合同企画セッションが9月4日13:00から14:00にK会場で開催されることが決定したと報告があり、予稿集案について紹介があった。
(3) 第5回定例研究会について(審議:ホスト/JAEA殿)
第5回定例研究会ホスト(JAEA塚田氏)より第5回定例研究会の議事次第案について提案され、以下の通り了承された。開催日時、場所は下記の通りである。
① 開催日時:2008年10月20日(月)13:30~17:00(運営会議10:00~13:00)
② 開催場所:日本原子力研究開発機構 システム計算科学センタ 7階大会議室
東京、上野
③ 議題:基調テーマを「流れ加速型腐食(FAC)の管理、研究、モデル、規格」とし、PWR実機関係2件、基礎実験関係1件、モデリング関係1件および規格関係1件の講演を行う。
(4) 小委員会活動について(報告)
① 化学管理小委員会
平野委員より活動報告がなされた。化学管理小委員会活動の一環として「水化学管理の体系化」を目的として、(仮称)水化学管理リファレンス・ブックを作成することの動議がなされ、了承された。賛同を得たことから、今後、活動を開始することとなった。
② ロードマップフォローアップ小委員会
勝村副主査よりロードマップのブラッシュアップ、およびプロジェクトの頭だしがなされつつあることの活動報告がなされ、了承された。
③ SWIS小委員会(塚田委員)/ZWIS小委員会(磯部委員)/被ばく・廃棄物低減小委員会(江河委員)
3小委員会を代表して塚田委員より、「水化学」部会小委員会の参加メンバー募集案内(案)について紹介された。本件はロードマップフォロー小委員会から要請を受けており、募集要項は6月末までに作成して、ホームページに掲載することが了承された。
④ 「水化学」部会 部会報(広報・編集小委員)
広報・編集小委員の布施委員より、水化学部会報第二号の目次案が紹介された。構成については、巻頭言、発電プラントにおける水化学の重要性等の原案に加え、燃料・化学相互作用小委員会の報告、サマーセミナー概要を追加することとし、了承された。
(5) 部会規約変更および内規制定について(審議:庶務幹事/東電)
庶務幹事(東電 鈴木氏代理宮澤氏)より水化学部会規約(変更案)および水化学部会運営委員会内規(案)が紹介され、また、部会運営委員会委員選挙の投票方法について審議された。なお、主な規約(変更案)は、以下の通りである。
① 第7条2 :部会長、副部会長および幹事の任期は2年とする。
② 第7条3 :部会長、副部会長および幹事の選出方法は別に定める。
規約(変更案)、内規(案)は、一部字句を訂正することで了承された。
また、投票方法は、ウェブ投票を中心に検討し、ウェブ投票が難しい場合は、メール投票、あるいは郵送により行うこととなった。
(6) アジア水化学シンポジウム実行委員会の設置について(審議:企画幹事)
企画幹事(日本原電 瀧口氏)よりアジア水化学シンポジウム2009実行委員会の設置、開催準備のポイント、スケジュールおよび体制について提案され、7月以降、本提案に沿って活動を開始することが了承された。
(7) 水化学国際会議の日本開催について(報告:企画幹事)
企画幹事(日本原電 瀧口氏)より、水化学国際会議の日本開催について提案がなされ、以下の基本事項について了承された。
① (社)日本原子力学会水化学部会が主催して、2012年あるいは2014年に「水化学国際会議」を日本で開催すべく準備活動を開始する。
② 今後、関係機関の理解・協力・支援を募るため、(社)日本原子力学会企画委員会・理事会の承認を得る。
③ 「高経年化対応、燃料高度化、軽水炉高度化に向けた水化学の取組みと次世代型軽水炉への反映を基調テーマとする。
④ 今年9月の水化学国際会議国際諮問委員会で主催国として立候補の意思表示をすること。
上記④に際しては、凡その開催地の予定を表明する必要があり、過去の開催実績、見学施設の魅力、場所の魅力を考慮して審議した結果、北海道(APWR)・青森(再処理)・中国地方(ABWR)を主軸に、ホストとなる機関に説明・協力依頼を行うこととなった。また、会議準備・運営はできるだけ外部専門機関へ委託するなどホスト機関の負担を軽減することとする。
また、事前準備活動を行うため、今後必要に応じアドホックな委員会の設置も考える。
(8) その他 連絡事項等
① 原子力学会関係依頼事項整理リスト
内田部会長より、原子力学会関係依頼事項を整理したリストを作成した旨紹介がなされた。
以上