第2回運営小委員会

第2回運営委員会

開催日時:平成19年10月26日 11:30~13:30

開催場所:三菱重工業株式会社 横浜ビル 3305会議室

出席者:内田(JAEA)、勝村(東大)、山崎(東芝)、石榑(JRIA)、乙葉(日本原電)、瀧口(日本原電)、塚田(JAEA)、鈴木(東電)、宮澤(東電)、塚本(関電)、高木(東芝)、布施(日立GEニュークリア・エナジー)、平野(電中研)、長尾(元・東芝)、高松(千葉科学大)、久宗(日本原電)、塩川(三菱重工)【敬称略,順不同】

 

議事:

(1)第一回運営委員会議事録について

参考として議事録が紹介された。

 

(2)第2回水化学部会総会議事録(案)ついて

庶務幹事(東電 宮澤氏)より第2回総会の議事録(案)が紹介された。

各出席者が内容を確認しコメントがあれば庶務幹事(東電 宮澤氏)まで連絡することで了承された。

 

(3)日本原子力学会2007年秋の大会「水化学部会企画セッション」

セッション座長(東芝 山崎氏)より議事録の紹介があった。会場は満席(約70名)と盛況であったこと、東大関村先生から貴重な提言をいただいたことなど当日の概要が紹介された。当日の原稿は発表者の同意を得た上で水化学部会のホームページに掲載することとした。内田部会長から、さらに議論を深めるべく引き続きロードマップをフォローアップしていくことが示された。

 

(4)第3回水化学部会総会 開催案内

H20年3月26~28日に大阪大学において春の年会が開催され、それに合わせて水化学部会総会を行うことが内田部会長より提案され了承された。時間は30分程度で、部会長報告、前回報告、各委員会報告を行うと共に、役員交代の有無確認、承認をメールで行うことなどの事前準備について議論された。また、水化学部会の入会者がどの程度あるのかフォローする必要があるとの提案があり、財務幹事(東芝 高木氏)により確認することとなった。

 

(5)ロードマップフォローアップ運営方針(案)

勝村副部会長(東大)より運営方針の紹介があり、メンバー構成は今後調整し、閉じた形としないこと、幹事役を決定する必要があること、メンバーが決まれば会合の日程を調整することが提案され了承された。

 

(6)水化学ロードマップの具体的展開とその発信について(案)

企画幹事(日本原電 瀧口氏)よりロードマップの今後の具体的展開のための活動として、水化学ロードマップおよび課題別ロードマップ/説明書の作成・発行・改訂、その普及、他のロードマップとの連携、それらの計画立案と実行案の紹介があった。また、課題別ロードマップ/説明書の実施例として炉内SCC環境緩和技術・評価技術に係わるロードマップでの解説書(案)の紹介があった。ロードマップの基本的考え方、学協会の係わり方、ロードマップの検討をどのように進めていくかについて今後も議論を進めていくこととなった。

 

(7)原子力学会春の大会 企画セッション提案書

構造材/水相互作用(SWIS)小委員会委員長(JAEA 塚田氏)より材料部会との合同企画セッションの案について紹介があった。高経年化の中の構造材料の腐食機購の研究を中心として、講演を4件、パネル討論は講演者に更に5名を加えて行うこと、今後調整を進めることが紹介された。セッションタイトルについては、材料部会と合同で行うことから水化学もイメージできるよう考慮することとなった。

 

(8)水化学国際会議検討WGの設置について

企画幹事(日本原電 瀧口氏)より、2014年もしくは2012年に水化学国際会議を日本で開催することについて検討するため、頭書WGの設置の提案がされ了承された。2008年のベルリンで開催される水化学国際会議での議論に臨むため、年度内に方向性を決定する必要があり、2月の運営委員会で議論することとなった。瀧口氏より提出された提案書について、意義・可能性、開催場所、選定理由、その他運営方針について、各委員からの意見をメールで回答することが提案され了承された。また、日本での開催は98年であり以降10年ほど開催しておらず、国際的な存在感が薄れることなどから開催の意義はあること、開催するにしてもボランティアは難しくなっており、専門業者に委託するなど経済的に可能かなど見極めをつける必要があるとの意見が出された。

 

(9)原子力発電の運用管理に係わる「水化学管理分科会」の設置について(案)

化学管理小委員会委員長(電中研 平野氏)より、水化学管理の最新の知見を取り入れたガイドラインの策定のための分科会の設置についての案が紹介され、11月16日の学会説明での承認後正式設置となること、委員は全電力が参加することとし調整中であること、今後国への説明も行う予定であることが紹介された。尚、目的で「従業員の被ばく低減」との記載があり、「従業員」を削除し限定しない表現とすることとなった。

 

(10)水化学部会 第三回定例研究会 開催案内

第三回定例研究会の幹事(東芝 山崎氏)より、基調テーマを「被ばく線源低減」とし、プラントメーカ3社からは技術的な取り組み状況の紹介、電力2社からは戦略的な取り組みの紹介、国からは国内外の状況も踏まえた国としての議論の紹介を、ロードマップでの取組みも含めて実施する案が提案され了承された。開催時期について協議した結果、第一案が3月5日、第二案が3月7日となった。

 

(11)平成20年度水化学部会サマーセミナー会場候補比較検討

次年度サマーセミナーの幹事(三菱 塩川氏)より、次回サマーセミナーの開催場所と日程について比較検討した案が紹介され、会場は福井市のフェニックスプラザ、日程は7月15日~17日で開催されることが承認された。

また見学先も若狭地区の候補先で検討を進め、今後セミナーの議題について協議を行うこととなった。

 

(12)アジア水化学シンポジウム2009について

開催幹事(中部電力 佐藤氏)の代理として東電宮澤氏より、アジア水化学シンポジウム2007終了時に、来年10月下旬~11月初旬に日本(名古屋)で開催する旨アナウンスして満場一致で了承されたことの紹介があった。また、会場はメルパルク名古屋で検討を進めており、日程の調整の結果10月28日~30日を第一候補とすることが承認された。

 

 

(13)広報・編集小委員会活動報告

広報・編集小委員会委員長(日立GEニュークリア・エナジー 布施氏)より、メール送信用アドレス管理案の提案があり、ホームページに準備するmail to コマンドへのリンクは部会員への公開は行わず、広報・編集小委員会から会員への連絡用のみ使用することで了承された。また、ホームページ上での会員登録のやり方の提案、部会用PCの購入の報告があり承認された。

学会誌に軽水炉プラントの水化学に関する連載講座を掲載する企画書案として、水の特性を水化学の観点から基礎と応用について全10回に分け幅広く紹介する案が紹介され承認された。

 

 

(14)原子力学会誌 水化学ロードマップ解説記事掲載

内田部会長より水化学ロードマップの解説記事を学会誌に掲載することについて紹介があった。

 

(15)第16回 環太平洋原子力国際会議 水化学関連セッション

内田部会長より頭書の件につき国内からの投稿状況について紹介があった。

 

(16)原子力学会・学会誌 Webアンケートのモニター選出の件

庶務幹事(東電 鈴木氏)より学会誌の5期目のモニター10名の募集の依頼があったことが紹介された。9月~11月号についてのアンケートにホームページ上で回答することとなり、各組織より候補者を鈴木氏まで連絡することとなった。

 

以上