第26回運営小委員会

第26回運営小委員会 議事録

1.開催日時:平成27年3月12日 10:30~12:15

2.開催場所:電源開発(株)本店 9階会議室

3.出席者  :勝村(東大)、内田・塚田・塙(JAEA)村部・目黒・久宗・中野(原電)、長谷川(東電)、久家(関電)、寺地(INSS)、増田・稲垣(中電)、荘田(三菱重工)、会沢(日立GE)、平野・河村*1・藤原(電中研)、大橋(オルガノ)、瀧口(元東芝)、高木、山本(東芝)、武田(北電)、星野(電発)【敬称略、順不同】 *1 途中より出席

4.議事

(1) 前回議事録の確認

高木委員より、既にメールて回覧済みであることから本委員会承認し、 追加でコメント等あれば庶務担当まで連絡することになった 。

(2) 平成27年水化学部会運営小委員会委員選挙結果について(報告)

選挙管理小委員会の武田委員長より、公募により立候補のあった部会長以下すべての委員候補者に対し信任投票を行った結果、投票数95名 、候補者全員が過半数以上の信任得られ当選した旨、報告された。

今回の選挙により、部会長は引き続勝村部会長が就任され、副部会長には勝山氏、村部氏のほか高木氏(現庶務委員及)び渡辺氏(現企画担当委員)が、また監事には会沢氏(現副部会長)及び新たに 増田氏(中部電力)が就任される。 平野氏(現監事)は今期にて退任することなった。また、塙氏(JAEA)、稲垣氏(中部電力)、山本氏(東芝)室屋EA)、稲垣氏 (中部電力)山本東芝室屋EA)、稲垣氏(中部電力)、山本氏(東芝)、室屋氏(大阪大学)が新たに委員に就任された。 武田氏(現庶務委員)は今期にて退任することなった。

本選挙結果は、本日午後開催の全体会議で報告のほか、ホームページへの掲載にて部会員全員に周知する。

(3) 平成27年水化学部会運営小委員会担当委員について(審議)

高木委員より次期運営小委員会担当委員及び体制案について以下のとおり提案があり、特に異論はなく満場一致にて承認された。

 ・顧問には、部会長の推薦により石槫顧問及び内田顧問が引き続き就任されるほか、塚田氏(現構造材/水相互作用WG委員)、目黒氏(現監事)及び新たに瀧口氏(元東芝)が就任する。

 ・庶務委員には現委員の星野氏のほか長谷川氏(現財務担当委員)及び新たに塙氏(JAEA)が就任する。

 ・企画担当委員には現委員の寺地氏、久宗氏に加え、河村氏(現燃料/水相互作用WG)及び新たに稲垣氏(中部電力)と山本氏(東芝)が就任し、現在の3人から5人体制とする。これに併せ、ロードマップフォローアップWG、燃料/水相互作用WG、構造材/水相互作用WG及び被ばく・廃棄物低減WGの活動は、定例研究会を中心に今後も引き続き活発な議論を進め展開していくこととし、企画担当の中に委員を集約し、今年度を以て4つのWG体制は終了する。

 ・広報・編集担当委員には、現委員の荘田氏、長瀬氏のほか、新たに室屋氏(大阪大学)が就任し、財務担当委員には、現委員の大橋氏及び藤原氏(現広報・編集担当委員)が就任する。

 ・定例研究会小委員会及び将来構想検討WGは存続することとし、それぞれ山本氏、寺地氏が就任する。

 ・上記WG体制の見直しについては、午後の全体会議での審議・承認を経て、それを以て水化学部会運営小委員会申し合わせの当該記載箇所「(構成)第2条」を改訂する。

(4) 新規研究会の発足について(提案)

内田顧問より、「核分裂生成物挙動」研究専門委員会準備会(仮称)の新規発足について提案された。

発足の経緯及び主旨は、福島事故を踏まえ、FP関連の議論は行われてはいるが、必ずしも部会全体としてまとまって進められている形が見えない状況であり、将来の研究専門委員会の発足を睨み、まずは水化学部会の中に本研究専門委員会準備会を立ち上げるものである。なお、FP挙動に関する国際的な研究組織もOECDの中に出来つつあり、また、昨年2014春の年会にて開催した合同企画セッションの4部会(核燃料部会、熱流動部会、原子力安全部会、及計算化学部会)からも、このような組織発足の要求も出ている状況であり、具体的に進めていくものである。

以上、水化学部会の中に本準備委員会を立ち上げ、委員長は勝村部会長が、幹事は内田顧問のもと、研究専門委員会化に向け活動を開始していくこととなり、その準備状況については、運営小委員会にて内田顧問より報告していただくことになった。

(5) 2015年秋の大会 企画セッションについて(審議)

久宗委員(企画担当)より2015年秋の大会企画セッションについては、以下の状況を踏まえ、発表内容の選定が難しいことから、見送りたい旨提案があった。

 ・福島事故前は水化学ロードマップに基づきテーマを選定してきたが、事故発生以降においては、企画セッション及び夏期セミナーは3部会合同にて開催することとし、テーマは福島事故関連が中心となっている。また、年3回開催の定例研究会においても、そのうち1回は福島事故関連をテーマにとり上げている。

 ・2015年春の年会の企画セッションでは汚染滞留水処理がテーマであり、7月開催の三部会合同夏期セミナーも福島事故関連が共通テーマとなる可能性が大きい。

 ・依然としてプラント停止が続いている状況である。

以上、水化学ロードマップも福島事故等を踏まえ見直しが必要な状況であり、新年度に活動方針を詰めていくこととし、秋の企画セッション提案は見送ることで了承された。

なお、2016年春の年会では企画セッションを開催することとし、次回以降の運営小委員会に提案していく。また、6月開催予定の定例研究会は、福島事故以外のテーマにて進める方向で検討する。

(6) 次回定例研究会について(審議)

次回幹事の大橋委員より、テーマ案、日程等につて提案があった。

テーマは一般の廃炉技術に関わる水処理技術について3、4件の発表と、今年度より国主導にて進められている軽水炉安全技術・人材ロードマップ策定作業の検討状況を紹介することとし、6月15日(月)の午後、オルガノ(株)本社にて開催することになった。今後、具体的なテーマ調整及び発表依頼等関係機関との調整を進めて行く。

なお、次回運営小委員会を当日午前に開催する。

(7) 平成26年度 水化学部会会計報告について(審議)

大橋委員(財務担当)より、平成26年度水化学部会会計報告があり、承認された。

今年度は水化学国際会議開催による事業収入が発生し、その内の学会本部への寄付金20%を除く残り80%が水化学部会の次年度繰越金となり、大幅な増加となった。

なお、各部会における運営費の予算、決算については、部会より学会本部に提出されたのち部会全体会議にて審議されることとなっている。会計監査についても、本部側にて行われている旨、規定あるいは実際の運用を確認する。

(8) 平成26年度 水化学部会全体会議資料について(審議)

星野委員(庶務委員)より、午後開催の全体会議報告資料について提案があり、承認された。

(9) 2015年度3部会合同夏期セミナーについて(報告)

星野委員(庶務委員)より、現状の準備状況について報告があった。

2015年度3部会合同セミナーは、7月8日から11日まで福井県あわら温泉にて開催することで決定されている。具体的なテーマ選定等については、春の年会開催後、三部会との調整に入り、関係担当にて検討、講演依頼等を進めていく。

(10) NPC2014札幌 組織委員会(1月29日)について(報告)

瀧口実行委員より、1月29日開催の組織委員会にて、NPC2014札幌及びRADEM’14の最終報告を行い、無事完了した旨、報告があった。また、大橋委員(財務担当)より決算報告書案について説明があり、一部未入金額の反映、最終確認後、経理責任者(勝村実行委員長)、会計監査委員(久宗委員、寺地委員)による確認の上、学会事務局に提出する。

(11) その他「アジア水化学シンポジウム2015」開催について

今年の9月2日から4日にインドにて開催される「アジア水化学シンポジウム2015」について、勝村部会長より参加協力の要請があった。

これまでの海外国主催の場合と同様、運営小員会の中に特別な委員会を設けて対応することはせず、各機関にて参加を促すこととなった。今後、運営小委員会の中で参加状況を確認し必要に応じフォローしていく。

以 上